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国家人民軍(東ドイツ軍)の水筒です。
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同時期の諸外国の水筒と同じく、水筒本体を布製カバーで覆った作りで、カップが付属しています。
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水筒のデザインは第二次世界大戦当時のドイツ国防軍の物に似ていますが、素材の変更から来るデザインのアレンジが随所に見られ、東ドイツ装備ならではの魅力となっています。
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水筒を真上から見た状態です。
水筒の底面は平らになっているので、地面に立てて置く事が出来ます。
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水筒を真下から見た状態です。
水筒カバーは2枚の迷彩生地を縫い合わせて作られており、裁断の様子がよくわかります。
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黒色のストラップはビニールのような質感の人造皮革製で、水筒正面のバックルを使いカップを固定します。
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ストラップは背面に回してあり、装備ベルトに吊る為のベルトループを兼ねています。
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ストラップを外すと、カップを取り外せます。
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カップに覆われる形で、水筒のキャップが位置しています。
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水筒の楕円形が見て取れます。
カップの無い状態でも、装備ベルトへの装着は問題なく出来ます。
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水筒カバー側面は3個のスナップボタンで留められています。
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水筒を分解した状態です。
大戦型水筒からの素材の変更がよくわかります。
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水筒本体・正面の形状です。
本体は柔らかめのポリ素材で作られており、見た目はほとんど「巨大な弁当醤油入れ」です。
質感もほぼ変わらないので、初見ではかなりのインパクトがあります。
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水筒本体・背面の形状です。
アメリカ軍のプラ製キャンティーンも初めて手にした時は割り切った合理性を感じましたが、この水筒はそのはるか上を行く印象を受けます。
「水を入れる器として機能すれば良し」というドイツ的合理性とでも言えましょうか。
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水筒本体の底面にメーカーのロゴが見られます。
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水筒のキャップは米軍のように樹脂製のタブで脱落防止されています。
樹脂製タブ仕様は後期型に当たるようで、水筒本体の突起部分とキャップの頂点を、金属製の鎖で連結したタイプもあり、多分そちらのほうが製造年代が古いのでは、と推測しております。
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直接手に取って確認出来ないネットショッピングの場合、どのような仕様が手元に届くかは「賭け」になってしまうのが辛いところです。
なお画像だと飲み口が若干汚れて見えますが、未使用新品で購入して以来、一度も実用しておりません。
樹脂製品はしばしば経年による黄変が見られますが、一度も水を注いだ事の無い個体でも劣化は免れないようです…。
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水筒カバーはレインドロップ迷彩柄のコットン生地で作られています。
大戦型水筒のフェルト製カバーと比べると耐久性の向上と製造工程の簡略化が見られます。
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ストラップも人造皮革製なので、革製よりもはるかに耐水性に優れ、かつコストも抑えられるので改善点と言えるでしょう。
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水筒カバー内側はわずかに起毛気味の素材で、吸水や保護効果を考慮した布地の使い分けがされているのが好印象です。
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水筒に付属するカップは艶消しグレーで塗装されています。
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大戦型水筒のカップと比べると小型で、形状的は大戦末期型や熱帯地用に似ています。
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カップはアルミ製のようで外側のみ塗装されていますが飲み口には塗料が掛かっているので、神経質な方の実用には向かないワイルド仕様です。
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カップには折り畳み式のワイヤーハンドルが付いているので利便性も高いです。