東ドイツ軍 M56ヘルメット・擬装網 (実物)

国家人民軍（東ドイツ軍）の「M56ヘルメット用擬装網」です。

東ドイツ軍の地上部隊、特に歩兵の訓練映像では頻繁に見られる装備品で、草木を挿し込むのみならず、擬装網自体が金属製ヘルメットの艶を抑え、迷彩効果を高める役割もあります。

擬装網は緑色のナイロン製で、素材由来の、ある程度の伸縮性があります。

擬装網の全周には金属製のフックが編み込まれており、これらをヘルメットのフチに引っ掛ける事でヘルメットに縛着します。

擬装網を取り付けたヘルメットを裏から見たところです。

金属フックにより取り付けてある様子がわかります。

フックはちょうどヘルメットのフチの折り曲げに合わせたサイズで作られています。

縛着の際には、擬装網を引っ張りながらフックを引っかけ、ぐっと差し込んで固定していきます。

サイズ的にタイトに出来ている為、綺麗に装着するには結構、手間がかかります。

擬装網付きヘルメットの全周形状です。

諸外国の同等装備と比べ、網の目が細かい印象を受けます。

ヘルメット用装備としては、この他にレインドロップ迷彩柄のヘルメット・カバーもありますが、運用例としては擬装網の方が一般的だったようです。

【商品紹介】

「東ドイツ軍 ヘルメットデッドストック品」…実物未使用品です。