東ドイツ軍 PM ホルスター (実物)

国家人民軍(東ドイツ軍)で使われた「マカロフ拳銃ホルスター」です。

東ドイツ軍ではソ連軍のマカロフPM拳銃を「PM」の名称で採用し、ライセンス生産していました。

ソ連製との外見上の違いとしては、グリップの色が黒に変更されています。

東ドイツ軍のマカロフ・ホルスターは市場流通量が多く、現在でも比較的容易に未使用新品を安価で入手でき、丈夫で扱いやすい構造の為、実用性も高いアイテムです。

諸外国のマカロフ・ホルスター同様、ソ連軍のデザインを踏襲した作りですが、クリーニングロッド収納機能はありません。

革製ホルスターの表面処理は、東ドイツ軍革製装備に共通の赤茶色の塗装仕上げです。

この仕上げは、東ドイツ軍マップケース等にも見られます。

ホルスターにはベルトループがビス留めされています。

ベルトループは、革製やナイロン製の箱型バックル装備ベルトが通せるサイズに作られています。

ホルスターの蓋は、革タブとアルミ製ギボシにより固定されます。

ホルスターにはマガジン収納ポケットが設けてあります。

ソ連製ホルスターと比べると、拳銃収納部の入り口が広く、素早く取り出せます。

使い比べてみた感覚では、ソ連軍の物よりも扱いやすい印象です。

 

 


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