2023年11月5日、ひさびさに遠出をして、サバイバルゲーム・フィールド「フォートレスト」周年祭に行ってまいりました。
このフィールドは、高地に面した山深いところで、本格的な野戦ゲームが体験できます。
高台からは街並みが一望できる絶景スポットであります。
当日は各地からサバゲーマーが集まり、総勢100名近い人数で視界の限り人、人、人の渦で大変にぎやかでした。
前夜から泊まり込み組みも多くあり、現地到着時にはすでにフィールドは和気あいあいとした雰囲気です。
ゲーマーのみならず、キッチンカーによる食事の提供やミリタリーグッズの販売もされており、物資面の兵站も万全であります。
当日は戦友のマイカーに乗り合いで、総勢4名からの参戦となりました。
水分補給を欠かさないしっかり者の戦友。
余裕の表情のうっかり者の戦友。
今回の目玉のひとつ、陸上自衛隊の車輌展示です。
サバイバルゲームで自衛隊の協力というのは、都会ではあったと思いますが、地元では初、いきおい気分もアガってまいります!
サバゲー装備で自衛隊の車輌と一緒に写真が撮れる、滅多にない機会であります。
車輌のみならず、自衛官募集の広報もしっかり展開されていました。
展示されていたのは2輌で、まず「軽装甲機動車」
各地の陸上自衛隊駐屯地祭や、航空自衛隊の装備展示など、最も目にする機会の多い「装甲車輛」です。
2003年から行われた自衛隊のイラク派遣において装甲強化型がメディアに登場して以来、見る間に全国の自衛隊に普及した印象があります。
こちらは「高機動車」
採用当初は「和製ハンヴィー」と呼ばれていました。
軽装甲機動車と較べると、外観・内装ともに「乗用車」みが強く感じられます。
ジッサイ、軽装甲機動車の乗員4名(機関銃手込みだと5名)に対して、高機動車は10名乗り込めるので、自衛隊員の移動手段として幅広く活用されているそうです。
普段見る機会のない装甲車輌ならではの、角ばった外装、ガサガサのつや消し塗装をじっくり観察してまいりました。
車体各部のフックや滑り止め加工が、戦闘を前提とした車輛ならではの“凄み”を感じさせます。
サバゲーマー各位も興味津々で見入っておりました。
気持ちはよくわかる(笑)
当日の私の装備は「日本陸軍 工兵」で、K.T.W.製のエアコッキングライフル「三八式騎銃」を携えてきました。
パン屋さんのキッチンカーを覗いてみます。
「パンが山のように…日本も豊かになったのう。」とか思ってそうな雰囲気。
他のキッチンカーでは、アツアツのうどんや唐揚げも売っていました。
自衛隊の軽装甲機動車を前に。
「戦時中にこの車輛があったらナァ」と思ってそうですね。
昭和と令和の邂逅であります。
くろがね四起と比べるとすごい進化であります。
高機動車を前に、歩哨に立つであります。
わーくにの装備を守るであります!
軽装甲機動車の乗降扉を盾に、狙撃を試みる皇軍将兵。
装甲車輛は歩兵にとっては頼もしい限り。
軍装で自衛隊車輛に乗れる貴重な(多分、一生に一度の)機会を満喫しております。
防盾付きだと、安心して射撃に専念できますね。
変な感想ですが、「タミヤのプラモにメチャそっくり!」と妙な感心の仕方をしてしまいました(笑)
やっぱり、本物の装甲板は質感から違いますねー。
戦車みたいでカコイイ!
わーくにの現用車輛の迫力に、いたく感動する皇軍兵士のようすです。
自衛官はマニアじゃないので、「これは三八式と言いまして・・・」と、現役の方々に皇軍兵器の説明をする流れになっているところです。
ある意味、いちばん時間の流れを感じる個人装備が足回りかもしれません。
これが、「歩兵」と「自動車化歩兵」の違いか…。
被写体と化したにほんへ。
自衛隊員の皆様に、ばしばし写真を撮られまくっております。
いうてこちとらあくまで“ごっこ遊び”、どう見られているか不安でしたが、すごい好評だったので、ほっと胸をなでおろした次第。
この日は気合を入れて、午後に衣装替えをしました。
1970年代、「貧しくとも素朴な隣人」的印象だった時代の中国人民解放軍装備です。
同行の戦友二人はロシア連邦軍装備合わせです。
同じロシア軍でも年代による迷彩柄の違いが面白いですね。
現地では各国軍装に身を固めたゲーマーがいらっしゃいました。
見るのも楽しいし、着こなしも見事で勉強になります。
こちらはフィールド内、ゲーム開始前の様子。
ゲーム中の写真は…ないのです。
周年祭恒例のくじ引き大会ははずれなし、参加者全員プレゼントという嬉しいサプライズ。
しかも今や絶版の東京マルイ製M320A1ガスグレネードランチャーが当たりました。
やったぜ!
実に楽しい一日でありました。
【商品紹介】
「東京マルイ ガスグレネードランチャー M320A1」…モスカートと違い、銃側にガスタンクがあるのが特徴的なガスグレネードランチャーです。