
この労農赤軍(ソ連軍)ガスマスクバッグは、第二次世界大戦当時の実物生地を使用して作られたロシア製の複製品です。
目が粗いコットン素材で出来ており、生地が大変柔らかく、詰め物無しではバッグの形状を維持できません。

同型のガスマスクバッグは他にも中国製レプリカがよく流通しており、出来もなかなか良いようです。
サバイバルゲームで着用するための労農赤軍装備を集めるにあたって、各種装備品をなるべくバラバラの見た目にして「寄せ集め感」を出したかったので、色や質感が独特なこのアイテムをあえて選択してみました。

ソ連軍をはじめとする東欧系の軍装に共通の特徴ですが、ガスマスクバッグは結構大ぶりです。

フィルター分離式のガスマスク一式と付属品、加えてガス防護シートも収納するため必然的に大型化したものと思われますが、その大きさ故に身につけると腰周りの他の装備品に干渉して結構邪魔くさいです。


バッグの両側面には、付属品収納ポケットが設けられています。
中身は持ち合わせが無い為、適当な詰め物をして形出しをしてあります。

中は3つに仕切られており、それぞれガスマスク面体・吸収缶・身体防護ガスシートを収納します。

私は大戦中のガスマスクに比較的外観の似ている戦後ソ連軍のフィルター分離型ガスマスクを詰め物代わりに収納しています。

中身を詰め込んだ状態だと、結構重量感があります。
その為、腰紐で固定出来るといっても重さのせいで前かがみになるたびに体の前の方にズレてきてしまいます。