M1カービン・戦後型 (AGM製・エアコッキング)

AGM製エアコッキングガン「M1カービン」です。

全体に樹脂を多用した作りの安価な製品ですが、意外にも高性能と評判のアイテムです。

 

 

M1カービンのトイガンは、マルシン製のCO2ブローバックガンか、大昔に発売されたガスガンやカート式エアガンしか無かったので、安価で入手できる製品はありがたいです。

 

 

付属のマガジンは実銃の30連ロングマガジンを模した、装弾数40発のスプリング給弾マガジンです。

 

 

付属品は中華銃らしく盛りだくさんで、スリングベルトとBB弾ローダーが付いてきます。

 

 

付属の取扱説明書は一通りの操作が図解で載っているので、必要十分な情報が得られます。

 

 

付属のスリングベルトはあくまでオマケ、クオリティは期待してはいけませんね。

黒いナイロン製でプラ製バックルで取り付け出来ます。

 

 

BB弾ローダーは東京マルイ製品の完全コピー品です。

AGM製品をはじめ、中国製のトイガンには結構な割合で同型のローダーが付属しています。

 

 

実際に使用した感じでは、外観・性能とも価格相応と言う感じです。

外装は殆どABS樹脂製なのでリアル感に欠けますが、その分非常に軽いので、道具としてはサバイバルゲーム向きだと言えます。

 

 

私の購入した個体はどちらかと言えば“はずれ”だったようで、集弾性はあまり良くなく、実用性はイマイチと感じました。

ただ、ネット情報では、分解調整するとかなり高性能になるという話なので、内部をいじれる人、カスタムが好きな人には相性がよさそうです。

 

 

付属のスリングベルトはあんまりな出来なので、さっさとM1カービン専用スリングを取り付けました。

 

 

このスリングベルトは複製品で、M3グリースガンと共用です。

 

 

オイラー缶も付属しているので、実銃通りにスリングベルトの取り付けが出来ました。

 

 

フロントサイトはサイトガードの付いた、同時期のアメリカ軍小火器らしいデザインです。

形状はバレル基部に着剣装置が追加されている、戦後生産モデルです。

 

 

リアサイトは中期型以降のタイプで、高さの調節が出来ます。

オールプラ製ですが、わずかにクリック感があり、実用性はあります。

 

 

この銃は可変HOP機能が搭載されており、ダイヤルを操作してHOP調節が可能です。

操作しやすいデザインですが、外観を損ねるのと、非常に軽い力で回るので、HOPの位置がズレてしまうトラブルが起きやすいので注意が必要です。

 

 

ボルト周辺はエッジがしっかり出ているのと、マット塗装されているおかげで、なかなか精悍なフォルムです。

 

 

ボルトは画像の位置までコッキング出来ます。

 

 

チャンバーに向かって伸びるピストン・ノズルの様子です。

昔ながらの安価なエアコッキングガンのようで、懐かしい印象です。

 

 

セフティは実銃同様に可動します。

画像は射撃状態です。

 

 

こちらは安全状態です。

全体にプラスねじが目立ちますが、モナカ構造の廉価版製品なので仕方なし。

 

 

マガジンキャッチレバーは、トリガーガード前方にあります。

 

 

押すと抵抗なく素直にマガジンが脱落します。

 

 

内部の様子です。

 

 

ボルトを引いた状態の内部です。

マガジンリップの収まる位置関係がわかると思います。

 

 

マガジンは本体同様、ABS樹脂製です。

 

 

形状は実銃の30連マガジンのスタイルです。

30連マガジンは主に改良型のM2カービンで使用された印象が強いので、出来れば第二次世界大戦で主流だった15連ショートマガジンを再現して欲しかった所です。

 

 

この銃のマガジンは、給弾にクセがあり、リップを押し込みつつ弾を詰めないと上手く装填できません。

実際、かなり扱いづらく、残念なポイントと言えます。

 

 

樹脂製なので軽いのが扱いやすくて良いです。

 

 

装弾数は40発と大容量です。

エアコッキングでこれだけキャパシティがあれば、予備マガジンは必要ないですね。

 

 

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