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今は影も形もない「Bison」というメーカーから発売されていたエアコッキングライフル「SVDドラグノフ狙撃銃」です。
一時期市場に流れた後、在庫が捌けた後は再販もなく、メーカーの名前も聞かなくなりました。
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価格の安さと外装がほぼ樹脂製というチープさ、それに反する意外なほどの使える性能と、リリース時に評判のアイテムでした。
私は結局買いそびれて、市場在庫が尽きた後に、「ヤフオク!」に出品されている中古品をポチりました。
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フラッシュハイダーおよびフロントサイトは一体成型品です。
樹脂製なので質感は玩具っぽいです。
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ガスバイパス部分も樹脂製の一体成型品です。
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ハンドガードは木製ではなく茶色い樹脂製です。
長いハンドガードですが、銃本体が軽量なこともあり、実用上充分な剛性はあります。
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樹脂製のフェイクウッドですが、良い感じに木目風に見えます。
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フレームの形状、セレクターの構造はAKによく似ています。
実銃はセミオートのみの半自動小銃なのでセレクター位置は「安全」と「射撃」モードの二か所のみです。
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フレームにはスコープマウント用のレイルがモールド再現されています。
手元にあったレプリカ品スコープは、取り付けられませんでした。
強度も期待できないので、アイアンサイトで運用するのが良いでしょうね。
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ストックはウッド調成形色の樹脂製です。
遠目には、なかなか良い感じに木目風に見えます。
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グリップ底部は黒色のプレートがねじ止めされています。
実銃ではベークライト樹脂のボトムが付いている部分なので、形状はアレンジされています。
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ストックにはチークパッドが付属しています。
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チークパッドは取り外し可能です。
価格から考えると意外なほど出来が良いです。
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スコープを載せない場合、チークパッドがあると頬付け射撃が出来ないので、取り外したほうが無難です。
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スリングスイベルも再現されています。
銃口側はガスバイパスと一体成型の樹脂製です。
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ストック側のスリングを通す軸も樹脂製です。
本体重量が軽いので大丈夫だと思いますが、破損の不安は感じます。
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マガジンハウジング付近の様子です。
銀色の成形色の部品は、ジュラコン樹脂のような粘りのある高強度素材で出来ています。
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オールプラスチックなので、当然マガジンも樹脂製です。
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スプリング給弾マガジンで、装弾数は…忘れてしまいました。
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エアコッキングで撃つには充分な弾数だったのは確かです。
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レシーバーカバーは実銃同様に取り外せます。
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レシーバー後部のレバーを回転させてロックを外します。
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レシーバーカバーはAKと近い印象です。
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細く長いレシーバー内に、ピストンとスプリングが綺麗に収まっています。
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構造はいたってシンプルです。
コッキングボルトはメタリック調の成形色のジュラコン樹脂のようです。
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ボルトにはリターンスプリングがねじ止めされています。
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パワーは結構あるので、コッキングにはそれなりに重いです。
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チャンバー上にイモネジがあり、HOPの調節ができるようです。
スプリングが邪魔して操作しづらいのと、実際にいじってみてもHOPの効きが甘いようで、要調整ポイントと感じました。
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リアサイトはAKと同じようなタンジェントサイトです。
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実銃同様に操作出来ます。
目盛りには初めからホワイトが入れられていました。
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サイトの裏面には板バネが入っており、しっかりテンションが掛かるので確実な操作が出来ます。
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アイアンサイトは画像のような感じに見えます。
全長が長いので、第二次世界大戦頃までのボルトアクションライフルのような印象です。