日本陸軍及び海軍で使用されていた、拳銃の予備弾薬を携行する為の「拳銃弾嚢」です。
画像は中田商店製の複製品です。
拳銃弾嚢には様々な形状・サイズの物がありますが、このモデルは下士官・兵の拳銃携行者向けの官給品として紹介されていることが多いです。
拳銃弾嚢裏側にはベルトループが設けてあります。
「歩兵帯革(装備ベルト)」よりも幅の細い、「拳銃帯革(ピストルベルト)」がちょうど通せる幅で作られています。
蓋は革タブを真鍮製のギボシで留める、革製品ではポピュラーな構造です。
拳銃弾嚢内部の様子です。
拳銃実包の入った紙箱を収納します。
一緒に購入した「拳銃帯革(ピストルベルト)」と組み合わせた状態です。
実用時には、更に「拳銃嚢(ホルスター)」もベルトに通して身に着けます。
拳銃弾嚢は、画像のようにベルトループを介して携行します。
拳銃帯革とセットで購入しましたが、所有する十四年式拳銃を携行する際には拳銃弾嚢は装備しないと後から知り、現在は使い道が無い状況です。
【商品紹介】
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「琥花堂 南部 十四年式拳銃用 初期型 ホルスター + 弾薬盒 + ランヤード」…拳銃弾嚢単体での販売が見つからなかったのでセット品を紹介します。