
日本陸軍の汎用負紐です。
主に軽機関銃弾倉嚢の負紐として使われた物ですが、軽機関銃や機関短銃のスリングベルトとして使用されている写真が確認出来ます。

購入した物は、でくの房製の受注生産複製品です。
板紐の織りや金具の再現度は、おそらく世界最高レベルと言える、満点満足の精巧複製品です。

金具は焼付塗装された鉄製のようです。

負紐の長さ調節はコの字バックルでスライドさせて、綿製の遊環で固定します。

負紐の両端部にナスカンが取り付けてあり、Dリング等に引っ掛けて使用します。

このナスカンも、既製品でなく実物を忠実に再現した専用品で、その拘りには感服するばかりです。



ナスカンは画像のように内蔵のバネによって開閉します。

汎用負紐の、スリングベルトとしての使用例です。

S&T製の電動ガン、九六式軽機関銃に取り付けてみました。

九六式軽機関銃は、専用の負革が存在しますが、構造は良く似ており、両端がナスカンになっています。

そのため、軽機関銃側のスリングスイベルにも取り付ける事が可能です。