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実物

独特のヨコナガ構造 ~ 陸上自衛隊 73式背嚢 (実物)

独特の横長構造が特徴の、陸上自衛隊「73式背嚢」です。 画像の物は実物中古放出品です。     73式背嚢は、旧式の「蛸足背嚢(日本陸軍の「九九式背嚢」を米軍風にアレンジした形状)」にかわり、1973年に採用された背嚢で、より機能的に改良されています。     内容物の重量に耐えるよう、各部の縫製も […]

テッパチ&ウソッパチ ~ 陸上自衛隊 66式鉄帽 (実物&PX品)

陸上自衛隊の「66式鉄帽」です。 1966年に採用されたこのヘルメットは、通称“テッパチ”と呼ばれ、陸・海・空三自衛隊において長らく使用された、自衛隊を代表するヘルメットです。     66式鉄帽は、米軍供与のM1ヘルメットの後継として開発されたヘルメットで、基本形状はM1ヘルメットを模倣しつつ、つ […]

陸上自衛隊 OD作業服&ビニロン製装備 [1960~1980年代]

画像は1960年代後半から1990年代前半の陸上自衛隊の個人装備です。 各装備品は、演習時に良く見られる組み合わせを再現しています。     これらの装備品はいずれもOD(オリーブドラブ)のビニロン製布地で作られており、大変頑丈に出来ています。 各装備品は実物放出品や、駐屯地の売店で購入したPX品を […]

陸上自衛隊 M3 グリースガン・マガジンポーチ (実物)

今回紹介するアイテムは、自衛隊で使用されていたM3グリースガン用マガジンポーチです。 便宜上マガジンポーチとしていますが、詳細は良くわかりません。 小銃擲弾を収納したり、車輛に備え付ける多用途ポーチのような気もします。     同時期の他の自衛隊装備と同様、形状は米軍の物を模倣しており、このポーチの […]

伝統の形 ~ 陸上自衛隊 旧型飯盒 (実物)

陸上自衛隊でかつて採用されていた「旧型飯盒」です。 画像の物は実物中古放出品です。     外見は現在「兵式飯ごう」等の名称で販売されている民生品や、日本陸軍の「ロ号飯盒」に酷似しています。     特徴的なのは取っ手の部分がスライド可動式になっている点で、「蛸足背嚢」に縛着する際や「73式背嚢」の […]

隊員自作の背負い紐 ~ 陸上自衛隊 携帯エンピ&カンタロウ (実物&自作)

陸上自衛隊の旧型装備「携帯エンピ(シャベル)」です。 画像の物は実物中古放出品です。     この携帯エンピはかなり昔から見られる装備で、陸上自衛隊設立当時の米軍装備を模範として国産された物です。     携帯エンピ本体は、米軍のM1943エントレンチングツールに似た形状です。     エンピには刻 […]

陸上自衛隊 64式小銃 弾納・1本用&2本用 (ODビニロン製・実物)

陸上自衛隊で長年使用されていた、「64式小銃用弾納」です。 画像の物は実物中古放出品です。 64式小銃用弾納はODビニロン製で、1本収納用と2本収納用があり、それぞれ2個ずつ支給されていました。     装備への取り付け方法はシンプルなベルトループ式で、ポーチ両端の湾曲したフックで弾帯への固定を補助 […]

昭和の水筒は米軍スタイル ~ 陸上自衛隊 旧型水筒 (実物)

陸上自衛隊の旧型水筒です。 画像の物は実物中古放出品です。 昭和自衛隊の各種ODビニロン製装備品と共に使用されていた物ですが、現在は2型迷彩ナイロン製カバーとプラスチック製水筒の組み合わせ「水筒2形」に更新されています。     デザインは、米軍の「M1910キャンティーン」を参考に設計されたようで […]

陸上自衛隊 旧迷彩装備 [1970~1980年代]

陸上自衛隊の旧迷彩装備です。 1970年初頭に採用されて以来、1980年代を通して使用されました。 冷戦最盛期の自衛隊のイメージこそ、旧迷彩柄であると言えましょう。 1990年初頭に迷彩2型を取り入れた「戦闘装着セット」が導入されてからは徐々に更新が進み、2000年代に入る頃には、ほぼ姿を消したよう […]

熊笹柄と冷戦期 ~ 陸上自衛隊 旧迷彩作業服 (ノーアイロンモデル・PX品)

陸上自衛隊の「旧迷彩作業服」です。 旧迷彩という呼称は、現在の俗称であり、この服の現役当時には単純に「迷彩作業服」、のちには「戦闘服」とも呼ばれていました。     この迷彩作業服は1970年頃に採用され、まず空挺部隊、次に普通科その他へと順次装備されていき、1970年代を通してほぼ全隊員に行き渡っ […]