BAR銃手 装備あれこれ・その2 [アメリカ陸軍・WW2 ヨーロッパ戦線]

第二次政界大戦・ヨーロッパ戦線のアメリカ陸軍歩兵分隊・BAR射手の装備を再現してみました。

 

 

アローダイナミック製電動ガン「ブローニングM1918A2自動小銃」です。

この製品は第二次世界大戦で使われた標準的なスタイルを再現してあります。

 

 

大戦時モデルは、銃身前部にバイポッド(二脚)が追加されたのと、ハンドガードの形状が変更された点、そしてストックが木製から黒色樹脂製へと変更されたのが特徴です。

 

 

アローダイナミック製品では外装のほぼすべてを金属で再現しており、強度と重量感は充分すぎるほどです。

実射性能については“並”という表現が妥当かな、と思われます。

 

 

価格もサイズに比べるとかなりリーズナブルで、中華銃あるあるの流通時期の変動に気を付ければ、購入して損のないアイテムだと思います。

ただし、価格相応に感じる部分も当然あり、厚塗り感のある塗装処理や、人によっては甘いと思われるモールド再現が気になるかもしれません。

 

 

バイポッドはBAR独特の構造で、展開・折り畳みは蝶ネジを手で回して緩めて行います。

 

 

画像のように、バイポッド自体も蝶ネジの操作で長さを調節出来ます。

 

 

ヨーロッパ戦線における、アメリカ陸軍歩兵の一般的なスタイルを再現してみました。

戦後作られた数多くの戦争映画で主役を張るアメリカ軍の姿でもあり、ノルマンディー上陸作戦を例に挙げるまでも無く、「M1941フィールドジャケット」と「ウールトラウザーズ」の組み合わせは馴染み深いです。

 

 

背中には「M1928ハバーサック」に「M1928ミートカン・ポーチ」、「M1910イントレンチングツール」を装着しています。

ハバーサックのストラップはサスペンダーも兼ねており、歩兵には単体使用するサスペンダーは基本的に支給されていませんでした。

 

 

BARを腰だめに構える様子です。

スリングベルトの長さの都合で、若干構える位置が高いです。

 

 

腰だめ射撃は、スリングベルトで銃の重さを分散できるので便利です。

サバイバルゲームでは弾道を見ながら修正することになりますが、それもまた分隊支援火器らしく、リアルと言えそうです。

 

 

バイポッドを利用した、伏射姿勢です。

安定した銃の操作が出来ます。

 

 

BARは独立したグリップが無く、ライフルのようなストック形状なので、特に伏射スタイルが扱いやすい印象です。

 

 

BAR(ブローニング・オートマチック・ライフル)、名称は自動小銃ですが、御覧の通り、このサイズと重量は軽機関銃そのもの。

 

 

目標に弾幕を張るBAR射手、開けた場所では伏射も様になります。

 

 

実際にサバイバルゲームで使用する際には、ブッシュや障害物等のフィールド条件でバイポッドは只のカウンターウェイトとなりがちですが、ロマン銃に実用性を求めてはいけませんね。

 

 

チャージングハンドルを操作し、初弾を装填する様子です。

実際には機能はありませんが、ダミーでも実銃で動く部分が可動するのはモデルガン的で楽しいです。

 

 

マガジンは大型で存在感抜群です。

薬莢長が短縮される前の「7.62×63㎜・30-03スプリングフィールド小銃弾」を装填する為、前後に長いので、「M14ライフル」や「64式小銃」と比べても、ことさら大きいと感じます。

 

 

実銃の装弾数は20発で機関銃としては火力に不安を感じますが、考えてみれば世界の傑作機関銃チェコの「ZB26/30軽機関銃」も20発箱型弾倉でしたし、銃身加熱を防ぎつつ射撃するには良い塩梅と言えるかもしれませんね。

 

 

マガジンキャッチはトリガー前方にあるトリガーバーで、押して操作します。

アローダイナミック製品の装弾数はゼンマイ式で190連発、機関銃としてはかなり少ないですが、実銃のように予備マガジンを多数持って運用するのもリアルで良いと思います。

 

 

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