アメリカ陸軍および海兵隊が第二次世界大戦で運用した「ブローニングM1918自動小銃(事実上の分隊支援火器)」の射手に支給された「M1937 BARマガジンベルト」です。
今回紹介する物は第二次世界大戦当時のカーキ色のモデルを再現した、海外製の精巧複製品です。
通称“BAR”と呼ばれたブローニング自動小銃は、実質的な分隊支援火器として西はヨーロッパ戦線から東は太平洋の島嶼戦でおおいに活躍しました。
その運用上、大量の弾薬を必要とした本銃の為、射手は多数の弾倉を携行できるよう、専用のマガジンポーチ付きベルトを使用していました。
大きく重いマガジンを収納する為、ベルト自体も幅広く、必然的にバックルの金具も大きくごつい物が使われています。
マガジンを満載したBARベルトはかなりの重量になるため、肩から吊るす為のサスペンダーは必須だった事でしょう。
当方の場合はあくまでトイガンのマガジンを収納しているにすぎませんが、それでも結構な重量感があります。
マガジンポーチはバックルを境に各3個が配置されています。
マガジンベルトのデザインは、M1ガーランド自動小銃用のカートリッジベルトの拡大版と言った感じで、ほぼ同じ作りです。
スナップボタンを押して蓋を開き、マガジンを取り出します。
ポーチ1個につき、マガジン2本が収納できます。
すなわち、合計12個のマガジンが携行出来るという事で、合計240発の7.62㎜小銃弾を腰にさげる事になります。
アローダイナミック製電動ガンを運用する為に、別売りの純正マガジンを必要分調達しました。
重いマガジンポーチを繋げるベルトは、厚手のコットン織りでしっかりした作りです。
構造はベルトにポーチがぶら下がるように縫い付けてあります。
ベルトとの縫製は上部のみのため、画像のようにめくれる状態です。
ベルトのサイズ調節は、ポーチ端面の四角い金具を介して行います。
折り返して余ったベルトを、ループ部分に通します。
マガジンベルトには、等間隔で鳩目が設けられており、ダブルフック式の各種装備品を取り付ける事が出来ます。
特に上部の鳩目は、サスペンダーを連結して肩から提げる事で重量を分散する為にも必須の構造と言えるでしょう。
M1ガーランド用弾帯と比較してみると、大人と子供ほども大きさが違います。
外見はよく似ている両者ですが、並べてみると違いは歴然ですね。
【商品紹介】
「[warreplica] 米国 第二次世界大戦 M1937 BAR マガジンベルト」…カーキ・コットン製の第二次世界大戦モデルの複製品です。