日本陸軍 昭五式水筒・呂号 (実物)

日本陸軍の「昭五式水筒」です。

「九四式水筒」とも呼ばれますが、一部個体に「九四式」の刻印があることから付けられた俗称だそうで、正式名称はあくまで「昭五式」です。

 

 

私所有の物は追い紐部分に部隊名・所有社名の書かれた布が縫い付けられていたり、水筒本体に所有者の名前が彫られていたりと、非常に使用感のある一品です。

 

 

昭五式水筒には大別して三種類あって、おのおの「伊号」「呂号」「波号」となります。

「伊号」は、水筒の口栓の留め具が革ベルト製のもので追い紐のサイズ調節を金具で行う物。

「呂号」は、水筒の口栓の留め具が板紐製で、負い紐のサイズ調整を金具で行う物。

「波号」は、呂号と同じ仕様ながら、負い紐の調節部分が布製となった物。

よって、私所有の物は「昭五式水筒・呂号」という事になります。

 

 

口栓の開け閉めについては、革ベルトとバックルで行う「伊号」よりは、紐で結ぶ「呂号」のほうが、扱い易そうに感じます。

 

 

口栓はコルク製です。

昭五式水筒だと、他にも木栓やゴム栓のものもあります。

 

 

飲み口は綺麗に成型されており、飲みやすそうです。

中の状態は悪くないので水を入れてみたのですが、私の所有個体のコルクは劣化・縮小してすかすかなので、水が漏れ放題で実用は無理です。

 

 

負い紐の調節金具はアルミ製のようです。

こういった小部品さえも、末期になると物資節約のために省略されていきます。

 

 

負い紐に縫い付けられた名札です。

こういう部分をみると、現実に戦争で使われていた生々しさを実感します。

 

 

水筒本体はアルミ製です。

容量は、旧式水筒の約0.6リットルに対し、約1リットルと増量されています。

 

 

身体に触れる側の裏側は平らに作られており、背負った際の座りもよく、高品質の水筒です。

 

 

水筒には所有者と思われる名前と恐らくは家紋と思われる模様が、塗装をはがず形で彫りこまれています。

このあたりも、実際に使用されていたことを実感させてくれる点です。

官給品である水筒にこういった加工が施せるという事から、所有者は相応の軍歴の猛者だったのだろうと想像できますね。

 

 

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