中国人民解放軍 56式班用機関銃 ドラムマガジンポーチ (実物)

中国人民解放軍の「56式班用機槍 弾薬盒袋(ドラムマガジンポーチ)」です。

 

 

「班用機槍」とは「分隊支援機関銃」を指す名称で、「56式班用機槍」は中国製「RPD軽機関銃」の事です。

 

 

ドラムマガジンポーチ背面にはベルトループは無く、単純にたすきがけにして携行する作りです。

軽機関銃の弾薬消費量を考えると、分隊の各兵士が複数携行するためと思われます。

 

 

横から見ると適度な厚みがあります。

実物の重い弾倉にも耐えるよう、ショルダーハーネスは頑丈に縫い付けられています。

 

 

マガジンポーチの側面には小型ポケットがあります。

恐らくはクリーニングツールやオイラー缶等の付属品を収納する物と思われますが、このポケットの付いていないモデルもあります。

 

 

マガジンポーチには内蓋があり、重い弾倉を取り落とさないよう、しっかり保持できるよう考慮されています。

 

 

内蓋を開けると、内部は円形の収容部が良く見えます。

内部はわりあい、ゆったりした作りです。

内蓋には板紐が二箇所縫い付けられています。

恐らく中身を取り出しやすくする工夫だと思われます。

「RPD」のドラムマガジンには取っ手が付いているので、そこに結び付けておくものと考えられます。

 

 

蓋を全開にした状態です。

 

 

私は「RPD」は持っていないので、「RPK軽機関銃」のドラムマガジンを収納するために使っています。

 

 

ポーチの容量に余裕があるのか、はたまた「RPD」と「RPK」のマガジンサイズが同じ位なのか、問題なく収納できます。

 

 

真上からみるとこんな感じにすっぽり収まります。

 

 

内蓋も閉じる事ができ、問題なく共用できます。

 

 

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