
ドイツ軍のモーゼルKar98k小銃の弾薬ポーチ、「パトローネンタッシェ」です。
第二次世界大戦当時、ドイツ国防軍で使用されたタイプで、歩兵には通常2個支給されました。

画像の物は海外製の複製品になります。
市場流通している複製品の中では、シボ加工された黒革製で、クオリティは高いほうだと思います。

ポーチは3連で湾曲しており、着装時には身体によく馴染みます。

蓋を開けたところです。

ポーチ内部には仕切りがあり、モーゼル用5連クリップを2個収納できます。

ポーチ1個で30発、つまり合計60発7.62㎜小銃弾を携行する事が出来ます。

両端のポーチには裏側にもストラップがあり、ベルトループとして用います。

ベルトループはボタンを外す事で解除でき、いちいちベルトに通さずとも、取り外しできる便利な構造です。
通常、このベルトループで装備ベルトに装着し、上部にあるDリングをサスペンダーのフックに引っ掛けてポーチを保持します。

一緒に購入した銃剣差しと並べてみました。
どちらも、ドイツ国防軍や武装親衛隊の歩兵には欠かせない装備です。

銃剣差しにもいくつか種類があり、複製品にもバリエーションが多いので、好みに合わせてチョイスしたいところです。