
これは、グロックシリーズの中でも最小サイズの「グロック26」のトイガンです。
小型拳銃のエアコッキングガンはモデル化される機会が少なく、希少ですね。

アリイから発売されていますがブランド名であり、製造は韓国メーカーのようです。
本体構造のほとんどはABS樹脂製ですが、後述するとおり面白い作りで、価格の割に楽しめる一品です。

パッケージは廉価版商品らしく玩具っぽさがあるのが個人的に好みです。

特徴的なのはマガジンで、ゼンマイ式の多弾仕様になっています。

画像のように、マガジンボトムに電動ガンではお馴染みのゼンマイが見えます。

実銃はダブルカラム式なのでマガジンに幅があり、トイガンでも装弾数は多めです。

マガジンはスモークカラーのクリア樹脂製で、うっすらと内部が見えるので、残弾確認もバッチリです。

廉価な製品ですが細部はなかなか凝った作りで、フレーム下部のシリアルプレートも再現されています。

サイトはグロック17譲りのブロック型で狙いやすいです。

実銃ではマニュアルセフティはありませんが、トイガンでは画像のパーツにセーフティ機能を付加してあります。
東京マルイ製エアコッキングと同じ仕様です。

エアコッキングガンでは珍しく、画像のようにスライドストップが掛かります。
あくまでピストン後退量に準ずる位置なのでリアルというわけでもないのですが、あると得した気分になる、ちょっと嬉しい機能です。

フィールドで初速を測ってみました。(0.2gBB弾使用)


対象年齢10歳以上用ということで初速は低く、実射性能もサバイバルゲームで役立つレベルではありません。

価格も易いですし、あくまでプリンキング用、コレクションとして楽しむのが良いでしょう。