今回紹介しますのは、AKシリーズの定番AKMです。
東京マルイから、いつまで経っても発売される気配が無い為、中国のメーカーCYMAの製品を購入しました。
中国製電動ガンは、AGM製MP40以来、2丁目ですが、さてCYMAの電動ガンの性能や如何に!
パッケージはシンプルにして適度な密度感あり、箱は内部がスチロール製で、しっかりした造りで長期保存にも適しています。
このメーカーのパッケージングは結構好きなタイプです。
付属の取扱説明書は、わかりやすくイラスト解説されています。
それにしても、相変わらずどこかで見たようなイラストです…w
写真では伝わり難いかもしれませんが、標準装備の木製ストックは赤みの強いニス仕上げで、まるで夏休みの工作のような質感です。
私の購入したロットはお世辞にも他人に薦められるような代物ではありませんが、生産ロットによっては、かなりいい感じの合板製になっているみたいです。
フレームはサイドマウントレイルが装備されており、サイドパーティ製の各種スコープマウントが取り付けられます。(要加工)
一見、ラージバッテリーが入りそうな雰囲気ですが、ストック内空洞が狭すぎて、ミニバッテリーしか入りません。
どうせなら折畳ストックモデル同様、スティックバッテリー仕様でボルトカバー内に収納できればバッテリー交換が楽なんですけどね。
付属のマガジンはベークライト風600連多弾数マガジンです。
参考に東京マルイ製マガジンと比べてみましたが、ご覧の通り、造りがそのまんまで、中国製品では御馴染みの完全コピー互換品です。
HOP調節レバーは外見・構造共に東京マルイ製品と寸分違わぬ互換品です。
実射性能ですが、私が購入したモデルは、販売者の手により、ピストン、スプリング関係を日本製に換装し、東京マルイのグリスで再調整した物だったこともあり、作動は快調そのもの。
いろいろ難ありというか、作りが雑だったAGM製MP40と比べれば、かなりの安心感です。
但し、サバゲー装備としてみた場合、チャンバーパッキンの質が悪いのか、HOPの効きが安定しないようです。
特に遠距離では弾のバラつきが目立つように感じます。
ゴム製パーツの頼りなさは中国製電動ガン共通のウィークポイントですね。
もっとも、これらの批評は重箱の隅を突くようなもので、普通に使用する分にはたいした問題ではありません。
何より、比較的安価でフルメタル・リアルストック製のAKMが入手できるのはありがたいことです。
本当は、AKMの東ドイツ軍仕様であるMPi-KMへの改造ベースのつもりで購入したのですが、木製ストックの木目を埋めてプラ風塗装にしようという当初の目論見は、予想以上にぶっとい木目の前にもろくも崩れ去りました。
また、ブログ写真用にソ連軍装備に合わせてみれば、流石に本国使用のAKM、これがなかなかに具合が宜しい、って事で、「もう、このままでいいや。」という心境です。
実射性能は悪くないAKM、一番のネックは重量ですね。
あくまで私見ですが、他の電動ガンと比較すると、二脚の付いた89式小銃と同等か、より重く感じます。
ちょっと構える分には、ズッシリして実銃っぽくてリアルなのですが(実銃AKは重い事で有名ですから)、一日中ゲームで使っていると、段々と重さが身に染みてきます。
実際の重量もそうですが、重量バランスが影響しているのか、フロント側が重く感じます。
最初の実戦投入後、フォアストックを支えていた左腕がピンポイントで筋肉痛に襲われました。
私は、重装備好きのもやしっ子という、矛盾した存在なので、装備よりも、まず銃に軽量化を求める傾向が強い為、フルメタル&木製ストックのAKMは、どうしてもその重さ故に持て余してしまいがちです。(う~む、難儀だ…)
【商品紹介】
現在では、CYMAの電動ガンAKMの代わって、メーカー各社から多くのAKMが発売されています。
「”アローダイナミック” [E&L] AKM 電動ガン」…フルメタル・黒染め・木製ストックの外観は文句なしにリアルな電動ガンです。
「S&T AKMN スポーツライン電動ガン フェイクウッド」…東京マルイ製スタンダード電動ガンのような強化樹脂製フレーム・木目風塗装プラ製ストックの、軽量で安価なモデルです。
「S&T AKMN フルメタル G3電動ガン (リアルウッド) STAEG3110RW ブラック」…電子トリガー搭載、リアル木製ストック、スチール製マガジンのS&T製ハイグレード版です。
「DOUBLE BELL AKMN 電子トリガー搭載 リアルウッド 電動ガン No.023-ETU」…電子トリガー搭載、リアル木製ストック、スチール製マガジンのDOUBLE BELL製電動ガンです。