USP コンパクト (東京マルイ製・ガスブローバック)

東京マルイから2015年に発売されたブローバックガスガン「USPコンパクト」です。

優秀な性能で知られる「USP」のバリエーションのひとつで、各部を切り詰めリデザインした、中型拳銃モデルです。

 

 

私がこの銃を入手した動機は、軍装コス的に、中国人民解放軍の「92式手槍(QSZ-92)」の“BB弾の撃てる代用品”として、外観よりもサイズ優先で選んだ次第です。

 

 

人民解放軍の「92式手槍」は現用の軍用拳銃としては微妙に小型で、専用ホルスターには「ベレッタ M92F」や「SIG P226」、「コルト M1911A1」等の有名どころの現代オートが軒並み収納できないという難題がありました。

 

 

その点、この「USPコンパクト」は専用にあつらえたかのようにギリギリ収まるので、“想定92式”として、サバイバルゲームで愛用しております。

 

 

フルサイズの「USP」と比べると、各部が切り詰められており、名前のとおりコンパクトで私的には純粋にデザインが好きな銃でもあります。

 

 

実射性能も、安心の東京マルイ製、飛距離・集弾性ともに優秀です。

 

 

コンパクトと言いつつも、他の現代オートと撃ち合っても全く引けを取りません。

価格もリーズナブルでお買い得アイテムだと思います。

 

 

パッケージは地味すぎず派手過ぎず、格好良いデザインだと思います。

 

 

外箱を開けるとシルバーの厚紙の包装の上に、銃と付属品が綺麗に配置されています。

蓋の内側にも緩衝材を付ける事で、銃の保護にも役立つ作りが丁寧で、さすが東京マルイと感心します。

 

 

付属の取扱説明書です。

 

 

付属品として、アンダーマウントレイルが梱包されています。

 

 

このパーツを取り付ける事で、規格に合う各種オプションを装着できるようです。

 

 

スライドおよびアウターバレルは、実銃のショートリコイルの作動を再現してありリアルです。

 

 

フレーム前方下部にはシルバーのプレートにシリアルナンバーが刻印されています。

 

 

スライドストップの形状です。

 

 

スライド側面には実銃に倣い、刻印が再現されています。

 

 

リアサイト・フロントサイトにはホワイトドットが塗装されており、狙いが付けやすいです。

 

 

マガジンを取り出した状態です。

 

 

サバイバルゲームでの実用に備えて、別売りの予備マガジンも同時購入しておきました。

 

 

「USPコンパクト」のマガジンボトムは二種類付属しており、使い勝手に合わせて交換出来ます。

 

 

マガジンボトムの違いがわかるよう並べてみました。

 

 

マガジンの装弾数は23発です。

 

 

ダブルカラムマガジンはガス容量が多く、東京マルイ製のガス効率の良さもあり、1回のガスチャージで撃てる弾数も多いように感じます。

 

 

他社製品だとマガジンリップの摩耗による給弾不良等もあるのですが、東京マルイ製品ではまず起こらない辺り、技術力の高さと信頼性には確かな物があります。

 

 

マガジン底部にガス注入口があります。

 

 

マガジンボトム形状の違いです。

突起の少ないタイプか、小指を掛けられる曲面タイプか、必要に応じて簡単に交換できます。

 

 

グリップが短い「USPコンパクト」には、アールの付いたマガジンボトムが握りやすくて良く似合います。

 

 

グリップ側の切り欠きにピッタリ合うようにデザインされています。

 

 

ショートスタイルのマガジンボトムを使った状態です。

 

 

マガジンボトムを取り換えただけでも、結構印象が変わります。

 

 

こちらは余計な突起が無い分、コンパクトさが強調され、シンプルで精悍な印象です。

 

 

箱出し状態では指掛けタイプのマガジン状態になっていますが、ショートマガジンボトムも梱包してあります。

 

 

セフティレバーは実銃通り可動します。

画像は射撃可能状態です。

 

 

画像は安全状態です。

刻印には色が塗られておりリアルです。

 

 

セフティレバーの反対側は画像のようになっています。

 

 

本銃はデコッキング機能も再現されています。

 

 

ハンマーが起きた状態でセフティレバーを下に押し下げると、ハンマーがデコッキングされます。

 

 

「USPコンパクト」のハンマーは倒れた状態だとスライドの中に埋まるような形になります。

ストライカー式や内蔵ハンマー式のように、引っ掛かりなく持ち運べる利便性を考慮したデザインです。

 

 

ハンマーを起こした状態です。

 

 

ハンマーをデコッキングした状態です。

 

 

全弾撃ち切ってスライドストップが作動し、ホールドオープンした状態です。

 

 

前後に切り詰めたコンパクトスタイルなので、スライドを引いた状態でもディフォルメがかった形状で、コミカルな印象です。

 

 

上部からはマガジンリップ、チャンバーが見えます。

 

 

エジェクションポート内部の様子です。

 

 

スライドを引いた状態のメカニカルさが楽しめるのは、ガスブローバックガンならではですね。

 

 

「USPコンパクト」は可変HOP機能搭載モデルで、HOPの調節ダイヤルは画像の矢印の位置にあります。

外観を損ねないようにデザインされており、好感が持てます。

2018年にはフルサイズの「USP」も発売されたので、同じ東京マルイ製品同士で撃ち比べするのも一興かなと思います。

 

 

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