気分は本土決戦 ~ 日本陸軍 戦時服 (夏衣・実物)
この服は、昭和二十年に制定された、戦時省略型の軍服で「戦時服」や「決戦服」と呼ばれています。 生地の質感や縫製が劣悪な上にボタンも木製とあって、ひたすら哀愁漂うアイテムです。 購入時、「元々ポケットひとつの仕様ですよ。」と説明されましたが、どうみても剥がした跡がありますねぇ…。 後に軍装資料 […]
この服は、昭和二十年に制定された、戦時省略型の軍服で「戦時服」や「決戦服」と呼ばれています。 生地の質感や縫製が劣悪な上にボタンも木製とあって、ひたすら哀愁漂うアイテムです。 購入時、「元々ポケットひとつの仕様ですよ。」と説明されましたが、どうみても剥がした跡がありますねぇ…。 後に軍装資料 […]
日本軍の小銃射撃姿勢です。 できるだけ教本に忠実になるよう心がけて姿勢をとってみました。 まずは「立射(たちうち)」 「膝射(ひざうち)」 この姿勢のまま銃を構えず、右手で小銃を立てて置く待機姿勢を「折敷(おりしき)」と呼びます。 「伏射(ふせうち)」 最も被弾面積が少なく、射撃姿勢 […]
日本陸軍の下士官兵用戦闘帽です。 本品は中田商店製の複製品に、同じく中田商店製の帽垂を取り付けた物です。 帽体は絨製(ウール)で、中央に黄色の星章が縫い付けられています。 顎紐は茶色の革製です。 かつて中田商店で初期カーキ色の戦闘帽が9,800円で売られていた頃、大戦時の生地を使って […]
日本陸軍の「防暑襦袢袴(ぼうしょじゅはんこ)」です。 第二次世界大戦当時、主に南方戦線の兵士向けに製造・支給されました。 上下セットで「襦袢袴」と呼びますが、意味合いとしては「襦袢(じゅはん)」がインナーシャツで、「袴下(こした)」がインナーパンツとなります。 対になる「防暑衣袴(ぼうしょいこ)」の […]
日本陸軍の「昭五式水筒」です。 「九四式水筒」とも呼ばれますが、一部個体に「九四式」の刻印があることから付けられた俗称だそうで、正式名称はあくまで「昭五式」です。 私所有の物は追い紐部分に部隊名・所有社名の書かれた布が縫い付けられていたり、水筒本体に所有者の名前が彫られていたりと、非常に使用 […]
日本陸軍の「下士官兵用編上靴」です。 本品は中田商店で販売されている「昭五式編上靴」の複製品です。 編上靴は、日本陸軍の歩兵達の徒歩行軍を支え続けた重要な装備品です。 通常、予備も含めて2足支給されていました。 靴底は革製です。 画像の編上靴は購入後かなり使い込んでいる為、靴底も少々 […]
「日本陸軍 雑嚢」の複製品です。 形状は太平洋戦争当時に最も普及していたと思われる「昭和十五年制定」モデルです。 中田商店で新製品として発売された当時、即購入した物です。 素材は綿生地で、鉄製の金具にレンガ色の防錆塗装がされています。 色や質感は実物と比べてもよく再現されています。 […]
日本陸軍の「九八式軍衣(冬衣)」です。 九八式は「夏衣(コットン製)」と「冬衣(ウール製)」と「代用冬衣(中綿入りコットン製)」がありますが、これは羅紗(ウール)製の冬用制式軍服です。 裏地は白無地綿製です。 裏面のタグから、昭和16年製とわかります。 サイズは6号で、日本軍服では最 […]
これは日本軍歩兵の装備する弾薬盒の付属品、小銃油缶です。 小銃油缶とは、銃器手入れに使う機械油を入れる缶で、中にスピンドル油を入れ後盒(こうごう)側面に収納します。 蓋の部分に油差し棒が付いており、実用の際には先端にウェスを結びつけておいて、油を塗るのに使います。 弾薬盒を購入して長 […]
日本陸軍の「三十年式弾薬盒」です。 本品は中田商店製の複製品です。 三十年式弾薬盒は、三十年式小銃用に作られた物ですが、三八式歩兵銃でも引き続き同型の物が使われ続け、九九式小銃に更新された後も一部使用されています。 画像は前盒(ぜんごう)です。 前盒は身体正面に2個装備します。 側面 […]