AKスタンダード電動ガンの定番 ~ AKS-47 (東京マルイ製・電動ガン)

今更説明するまでもない程の定番商品、東京マルイ製スタンダード電動ガン「AKS-47」です。(商品名は「AK-47S」となっています)

 

 

発売は1994年で、既に20年前の古参アイテムですが、機械的信頼性の高さは実銃のイメージ通りで、次世代電動ガンとしてAK-47がリニューアルされた現在でも、まだ第一線で活躍し続けられる名銃だと思います。

 

 

セレクター・安全状態です。

サバゲーウェポンとしてみた場合、素材とみなされる事が多いようですが、私みたいなヒストリカル系の人間には、素の状態で出来が良いのでありがたいですね。

軽くてコンパクトなので、メインウェポンが不調な際の予備の一挺として重宝しています。

 

 

セレクター・フルオート状態です。

AKS-47は冷戦時代の東側各国でコピー生産されていたので、ミリタリー・コスプレ面でも応用が利くのが良いですね。

違和感のない装備例としては初期の東ドイツ軍や、中国人民解放軍、北ベトナム軍等に使えます。

 

 

セレクター・セミオート状態です。

AKシリーズはセレクターの操作順が、通常の突撃銃の感覚とは逆で、セーフティの次がいきなりフルオートなのが特徴です。

慣れるまでは戸惑うポイントですね。

 

 

フォールディングストックを折りたたむとかなりコンパクトで、本体重量の軽さもあって持ち運びが楽です。

 

 

弾薬を撃ち尽くしたら、速やかにストックを折り畳み、スリングで背中にたすきがけ、サイドアームのトカレフに持ち替える、と言うのが私のよくある行動パターンです。

 

 

ストックの基部のボタンを押してストックをスイングさせて開閉させる作りですが、レシーバーが樹脂製な事もあり使っていくうちにガタがきてしまいます。

ロックはしっかりかかるので、カタカタするのが気になる程度で使用には差し支えありません。

 

 

以前一度だけ、ストックの肩当部分のマイナスネジがいつの間にか外れてしまい紛失した事がありました。

この部分はウィークポイントのようで、こまめにネジを増し締めするかネジロックを塗布する等、注意しておいたほうが良いですね。

 

 

フロントサイト周りです。

AK-47の特徴的な外観を良く再現されています。

ハンドガードより先の部分は全て金属製なので耐久性も十分です。

 

 

フロントサイトは専用工具で上下に調整できます。

基本アイアンサイトのみで戦う本銃においては、微調整が効くのは助かります。

 

 

バレル先端には逆ネジのカバーが付いています。

AKM以降は特徴的なコンペンセイターに変わっていくので、このシンプルな外観がAK-47の特徴ですね。

 

 

ハイダーを外すと逆ネジになっており、規格の同じアフターパーツ各種を取り付けられます。

 

 

バレル下部にはクリーニングロッドが差し込んであります。

実銃では実際に使用する為の手入れ具ですが、本銃では外見のみ再現したダミーです。

 

 

割と力ずくで引っ張り出すと分解できます。

見える部分だけ再現してあるので短いです。

 

 

クリーニングロッドを外すと、フロントサイトをアウターバレルに固定しているネジが露出します。

このネジを外すとフロントサイトが取り外せます。

フロントサイトの位置決めはこのネジひとつにかかっているため、使っている内にネジがゆるんだりしてフロントサイトが若干斜めに傾く事があります。

 

 

東京マルイのAK-47に付属のマズルキャップです。

 

 

AKシリーズのマズルキャップは上に押し上げた状態で保持できるので、完全に外さなくても撃てるため、フィールドでの初速測定の際など、地味に便利で重宝しています。

 

 

レシーバーはガンメタルカラーに塗装されたABS樹脂製です。

塗装は他の金属部品と同色で統一されているため、見た目の違和感も少なく、良い出来だと思います。

 

 

リアサイトは金属製です。

外見は昔ながらのタンジェントサイトでだいぶ古めかしい代物ですが、AKシリーズは最終型のAK-74Mに至るもこの形状のままでした。

サバイバルゲームの交戦距離ではクリック調整する事は殆どありませんね。

 

 

全面ガンメタルの中、チャージングハンドルのみシルバーです。

 

 

チャージングハンドルを引くと、中にHOP調整レバーがあります。

 

 

レシーバー付近を上部から見たところです。

コッキングハンドルは操作しやすい形状をしています。

 

 

チャージングハンドルを引いたところです。

中のHOP調整レバーには目盛りシールが貼ってあり、調整具合がわかりやすくなっています。

最近よくみるドラム式より、私的にはこちらのほうが調整量がわかりやすくて好みです。

 

 

マガジンキャッチ付近です。

マガジンは挿入口手前にリブを引っ掛け、回転させるように装着すると上手くはまります。

 

 

マガジン挿入口です。

中華製電動ガンでもさんざんコピーされているので馴染みのある光景です。

 

 

付属のマガジンはスプリング式70連ノーマルマガジンですが、これは普段愛用している別売り品のゼンマイ式600連多弾マガジンです。

 

 

マガジンリップ前方にBB弾投入口があります。

 

 

海外製品だと蓋がガバガバなものも多いのですが、東京マルイ製はしっかりと蓋がしまるので安心感が違います。

 

 

マガジン底部にはゼンマイが露出しています。

1回のゼンマイ巻き切りでは600発は撃ち切れないため、戦闘中にこまめにゼンマイを巻くのが習慣になっています。

 

 

上部レシーバーカバーは金属製です。

 

 

四角いボタンを押すとレシーバーカバーが外れます。

 

 

AKS-47では、レシーバーカバー内部にスティック型バッテリーを装着できます。

固定ストックのAK-47だとストック内に収納するため、レシーバーカバー内にはアルミパイプが入っています。(耐久性保持の為?)

 

 

スリングスイベルはのちのAKMやAK-74と違い、AK-47ではバレルとガスバイパスの連結部分上にあります。

画像で使用しているスリングベルトは中国人民解放軍の実物です。

一般にAK用として流通していますが、実はSKS(56式半自動小銃)用だったりします。

 

 

もう一方のスリングスイベルはレシーバ後方、ストック基部についています。

固定ストックのAK-47でも位置は変わらずレシーバー上ですが、AKM以降はバットストック側に移動しました。

運用上なんらかの不都合があったのでしょうか、気になるポイントです。

 

 

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