中古で買ってリペイント ~ AK-47 (東京マルイ製・電動ガン)

東京マルイ製スタンダード電動ガンの「AK-47」です。

 

 

東京マルイのAK-47は電動ガンシリーズの第〇作として1994年に初期ロットがリリースされて以来、何度も再生産されている定番商品です。

 

 

現在はリニューアル版として、完全新規開発の次世代電動ガンAK-47が発売されていますが、安定した高性能と手頃な価格から、定番商品の座は未だ揺るがず売れているようです。

 

 

ノーマルなAK-47を手元に置いておきたいと思っていた矢先、サバゲーマー人脈からの余剰品の購入という事で、格安で入手できました。

 

 

東京マルイのAK-47は何度か購入しているのですが、今回は箱出し状態の印象を変えてみたく思い、リペイントしてみました。

 

 

使用したのはインディ製モデルガン用缶スプレー塗料「メタルパーカー」です。

インディの塗料は非常に乾燥が早い上に塗装面への付い付きもよく、塗膜も丈夫なほうで重宝しています。

 

 

塗装後に表面を磨いてやると、カドやフチの部分に、ほのかに金属感が出てリアルです。
ズボラな私は丁寧な重ね塗りの時間が待ちきれず、ついつい厚塗りになりがちなのですが、雑な作業でも綺麗に仕上がるので安心して使用できます。

 

 

塗装は下地の影響も受けるので、特にメタルパーツは質感にリアルさが増すので俄然カッコよくなりますね。

 

 

東京マルイのスタンダード電動ガンは、AK-47の中でも主力量産型のⅢ型を再現しています。

 

 

フロントパーツはほぼ金属製で、リアルさと強度を両立しています。

 

 

機関部フレームはABS樹脂製、トップカバーは金属プレス製です。

AK-47の特徴である白銀色のボルトが良いアクセントになっています。

 

 

ストックをはじめとする、実銃で木製のパーツは木目調のプラスチック製です。

木目塗装が絶妙で、一見して木製に見えるリアルさが感じられます。

 

 

発売時期から考えても、実銃の雰囲気を良く再現してあります。

聞いた話によると北朝鮮製58式小銃を参考にしたらしく、わかる人が見れば、固有の特徴が見られるとか。

 

 

スリングスイベルはガスバイパスより前に位置しているのはAK-47の特徴です。

恐らく銃身加熱対策で、AKMからはハンドガード前部に位置が変更されました。

 

 

マガジンは付属していませんでしたので、有り余っている手元のAKマガジンから東京マルイ互換品をくっつけています。

社外製品で黒染め仕上げの物なので、銃本体と色味に差がありますね。(ちなみに東京マルイ純正マガジンは艶消し黒塗装仕上げです)

 

 

スリングスイベルはフレーム後部に設けてあります。

前述のリアスイベルの位置変更に伴い、AKM以降はストック後部に位置が変更されました。

 

 

マガジンキャッチレバーの構造も、AKシリーズで見慣れた光景です。

 

 

フレームはABS樹脂製ですが、マガジンハウジング前方、マガジンを引っかける部分は金属パーツが仕込まれており、耐久性に優れています。

 

 

バットストックは金属製です。

 

 

フォアストックより前方のマズル周辺は、全て金属製で充分な強度があります。

 

 

AKシリーズに共通の、大きなセレクターレバーです。

画像の状態で安全装置の掛かった状態です。

 

 

真ん中でフルオートという、AK特有の機構も正確に再現してあります。

 

 

一番下がセミオート状態です。

 

 

照準器は第二次世界大戦以来の伝統あるタンジェントサイトが用いられています。

実銃に倣って目盛り刻印を白く塗りました。

 

 

タンジェントサイトは見た目は古臭いものの、押しボタンで素早く距離の調整が出来るので実用的です。

ソ連軍では性能に満足していたようで、現代のロシア連邦軍の使用する「AK-74M」等の改良新型でも、同じ照準器が採用されています。

 

 

トップカバーは金属プレス製でリアル感と剛性を両立させています。

後部のボタンを押し込む事で、実銃同様にカバーを取り外す事ができます。

 

 

トップカバーを外すと、実銃では長いボルトキャリアとピストンスプリングがあるスペースに、スティック型バッテリーが収納できます。

 

 

フレーム各部には、実銃に倣って各種刻印が再現されています。

綺麗に彫刻するのではなくムラのある感じが、まるで手作業で打刻したかのようでリアルです。

 

 

製造番号と製造工場の刻印も再現されています。

モデルガン用スプレー塗装のおかげで、良い感じに金属感が出ているのがお分かりいただけるでしょうか。

 

 

メタリックグレーに塗装されたボルトキャリアは、実銃のように引くことができます。

 

 

ボルトを引くと、内部にHOP調整レバーがあり、前後にスライドさせることでHOPパッキンの押し具合の微調整が可能です。

HOP調整はし易く、フィールドでの弾道調整も素早く快適に行えます。

 

 

フロントスリングスイベルは、ソ連軍用スリングベルトのナスカンを通す前提の設計なので、幅が狭いです。

純正ではない幅広のスリングベルト等を使う際には、パラコードで結び留めると、金具の擦れる音も防げるので便利です。

 

 

フレームは樹脂製ですが、スリングスイベルは基部から金属製で、作り的にも強度を持たせる工夫が見られます。

安全性と実用性への配慮は、東京マルイ製品に一貫した考えのようで、信頼の置ける点だと思います。

 

 

ハンドガードはストックやグリップと同じくプラスチック製で、成形色と塗装で木目風に再現されています。

 

 

インナーバレルは真鍮製です。

先端のマズルハイダーは東京マルイ製品に共通の逆ネジ式なので、取り外して好みのアフターパーツに付け替える事ができます。

 

 

フロントサイトは専用工具もしくはラジオペンチ等でひねり回す事で高さを調節できます。

本来、箱出しの状態ではサイト先端は棒状ですが、前の持ち主の手でスチールボールを取り付けてあります。

譲って頂いた時点では、先端を白く塗ってあり、照準し易く工夫されていました。

 

 

銃剣が取り付け可能かどうか、試しにゴム製模造銃剣を取り付けてみました。

 

 

AK-47は、ソ連軍制式採用当初はサブマシンガン扱いだったこともあり、銃剣は用意されていませんでしたが、のちに主力小銃に昇格してからは後付けで専用の銃剣「6kh2」が開発・採用されました。

 

 

元々着剣装置がないAK-47の形状に合わせた独特な形状のこの銃剣、私の所有している物は映画撮影用の小道具で軟質樹脂の一体成型品なので可動部は一切ありません。

 

 

マズルリングは押し込めばハマる、と言う感じで銃側に固定はされませんが、それっぽい見た目は再現できました。

 

 

購入当初は半透明樹脂に黒色のベタ塗状態だったので、ブレードやグリップは全て自分で塗装しています。

写真で見るぶんには充分「らしく」仕上がっているんじゃないかな、と個人的には“まんぞく”です。

 

 

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