東京マルイ製・電動ガン「M16A1」です。
画像ではM16専用バイポッドとコルト純正タイプ・スコープを装着しています。
東京マルイの電動ガンシリーズ第2弾という事で、発売は1992年と今の目で見ると設計が古いのが気になります。
今や「FA-MAS」に次いで古い設計のため、金属少なめプラ多め、剛性は推して知るべしの作りですが、その分軽量なのが取り柄でしょうか。
ベトナム戦争つながりで「M14」との組み合わせがオススメです。
メインにM14、サブにM16A1を持っていけば、疲れたときに持ち替えてラクできます…w
1960年代~1980年代という、軍装的に見所の多い時期に活躍した銃だけに、米軍好きにとって無くてはならないアイテムだと思います。
実射性能は極めて平凡で、特筆するような独自性は皆無ですが、そこは信頼の東京マルイ製品、必要充分な性能はあります。
チャージングハンドルはダミーで、単に引っ張る事が出来るだけです。
クリック感は皆無で、引っ張って手を離しても「びょーん」という感じで、面白みに乏しいです。
HOP調整ダイヤルです。
現在のM4系のようにチャージングハンドルと連動しておらず、ダストカバーを開いて手で押さえつつ、ダイヤルを操作する必要があります。
こういった細部の作りに設計の古さを感じます。
全体に金属部分の少ない本銃ですが、アウターバレル付近も丸ごと一体成型のABS樹脂製です。
マズルも接着されており、アフターパーツの取り付け等のカスタムの余地はありません。
付属のマガジンはスプリング式給弾の68連ノーマルマガジンです。
サバイバルゲームでは別売りのゼンマイ式300連多弾マガジンを使っています。
古い設計という事もあり、コネクターはラージバッテリー仕様です。
私はスリングベルトは軍装に合わせて取り替えていますが、この画像を撮影した時は1980年代から使用され始めた米軍の黒色ナイロン製「サイレント・スリングベルト」を装備していました。
次世代電動ガンには到底かないませんが、それなりの実射性能で軽量なサバイバルゲームで使い勝手の良い銃です。
ただ、残念ながら現在は絶版になってしまったようで、東京マルイのカタログから削除されてしまいました。