自力でカスタム、見た目をカスタム ~ ベークライト風塗装仕上げに挑戦してみた件

今回は、トイガンに塗装を施し、より実銃に近いリアル感を出してみようと、「ベークライト調塗装」に挑戦してみました。

現状、ほぼ全てのトイガンで、実銃でベークライト製のパーツは単色のプラスチックで再現されています。

トイガン全体のバランスで樹脂や亜鉛合金塗装仕上げが混在している物はあくまで「玩具である」という意識のためか、さほど違和感は感じません。

 

 

しかし高額な海外製品では、本体フルメタル黒染め仕上げ・リアル合板ストックで無可動実銃のようなリアルな外見なのに、付属のマガジンや、樹脂製グリップがプラ製の質感丸出しでかえって悪目立ちしている物が少なくありません。

現在、トイガンショップのカスタムのひとつで、非常にリアルな「塗装カスタム」があり、利用することも考えましたが、どうせなら自分でチャレンジすれば、お金も掛からないし、休日の利用してひと塗りしてみました。

 

 

塗装にあたっては、ネットでいろいろな塗装紹介記事を漁って、自分解釈で実践しました。

グリップ・マガジン共に、ヤスリがけや下地処理などの加工は、面倒なので一切していません。

まず下地にGSIクレオス製・ミスターカラー「サンディブラウン」を2度塗りしてプラの地色は消しておきます。

塗装が乾いたら、同じくミスターカラー「艦底色」を、柔らかい平筆で叩くようにポンポンと塗っていきます。

まんべんなく叩き塗りして、良い具合にまだらになったら完全乾燥させます。

 

 

ベースカラーが乾燥したら、今度はGSIクレオス製・水性ホビーカラーのクリアー塗料を混色して「クリアーブラウン」を作り、筆で上塗りします。

一部のパーツは色の違いを試すため、クリアーブラウンでなく、ビン生の「クリアーオレンジ」を塗ってみました。

クリアーが乾燥したら、塗膜保護のために、99工房製「ボデーペン・クリアー」缶スプレーを2度塗りして仕上げました。

 

 

画像は塗装したグリップ・マガジンを装着した東京マルイ製次世代電動ガン「AKS-74」です。

 

 

なにかと見た目の玩具感を揶揄されがちな同社製品ですが、塗装パーツが良いアクセントになっていると思います。

 

 

トップコートに使用したボデーペンは自動車の補修用塗料なので、強度は期待できそうです。

艶のあるクリアー層も、ソ連製AKらしさが感じられるかな、と思います。

 

 

AKと一緒に、実銃でベークライト製グリップが使われているハンドガンも塗装してみました。

画像はマルシン製固定スライド・ガスガン「ワルサー P38」です。

戦時中のP38のグリップはベークライト製でしたので、塗装してみました。

 

 

大戦期ドイツ製のベークライトは焦茶色や黒色の、かなり暗い色調のイメージですが、だいぶ明るめになってしまいました。

それでも、素のパーツと比べれば、ベークライト感は出せたので個人的には満足です。

 

 

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