
F&Fブランドから発売されている、S&T製電動ガン「九六式軽機関銃」専用の、オフセットマウントです。

F&F製品は3Dプリンタによる成形品で、ガレージキットのような位置づけです。

樹脂製なので耐久性はそれなりですが、この製品のように、アフターパーツとしてはニッチな方面にも対応してくれているのでありがたい存在です。


実銃ではプリズム構造を取り入れた複雑精緻な作りですが、実物はもとより複製品も存在しないので、単純になるべくサイズの小さいスコープを探してみました。


デザインと価格優先で、安価なショートライフルスコープを購入しました。


なるべくシンプルなデザインで安い物、という事で見つけた丁度良い感じの中国製品です。


スコープにはフリップアップ式レンズカバーが付属します。
埃が付かないので便利ですがイメージにそぐわないので、軽機関銃搭載時には取り外しまています。

ショートライフルスコープのレンズを覗いたところです。
シンプルなクロスヘアラインで、狙いは付けやすいです。

オフセットマウントにショートスコープを搭載した状態です。

実銃とは若干異なるものの、思ったよりも実銃に近い外観になったのは幸いでした。

ショートスコープ搭載の九六式軽機関銃は、見た目のメカニカルさが倍増して、精悍さが増したように感じます。

早速、サバイバルゲームに投入してみました。
運用してみた感想は、対物レンズ径から予想された事ですが、やはり視界が制限される点がウィークポイントでした。

アイリリーフの調節には気を付けて搭載したつもりでしたが、それでも素早い照準には手間取る印象です。

一方で、しっかりと射線を確保した待ち伏せにおいては、スコープによる正確な索敵と照準が功を奏し、実際の日本軍の戦術のような、軽機関銃による精密射撃ができます。

スコープを載せるか否か、戦術によりその価値は大きく変わると実感しました。