
中国人民解放軍の戦闘靴「65式解放靴」です。
1950年代に製造開始された軍靴で、わずかな仕様変更を受けつつ、なんと2000年代初頭まで現役の装備品として使われました。

解放靴には踝までのローカット型と、足首まであり紐で結ぶハイカット型の二種類があり、画像の物はハイカット型になります。

靴底には製造工場番号が刻印されています。

こちらはローカット型です。
履くたびに靴紐を締める必要がないので、扱いが非常に楽です。

はじめはサバイバルゲームには使えないだろうと思っていましたが、案外脱げる事も無く、人民解放軍装備の時はちょくちょく愛用しています。

ハイカット型同様、靴底には製造工場番号が刻印してあります。
軽くて便利な靴ではありますが、流石に現代製品と比べると貧弱さが目立つ為か、現在では戦闘用の革靴「07式作戦靴」と、解放靴同様にゴム底と布製のスニーカー風作業靴「99式作訓靴」が使われています。
ただし、中国民兵や民間向けの製品としては現在でも生産・販売が続けてられており、新品の入手が可能です。