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ソビエト・ロシア軍 (1950~1980年代)

ソ連軍 下士官兵用バックルベルト・比較 (実物放出品)

今回は、第二次世界大戦後のソ連地上軍の兵士が使用した、装備ベルトを紹介します。 第二次世界大戦中、「労農赤軍」の時代は、一般的なベルト様式の物が使われていましたが、戦後は金属製バックル式に変更されました。     ソ連軍の下士官兵用ベルトは、時代ごとに様々なバリエーションがありますが、一様に「金属製 […]

クリンコフ専用 ~ AKS-74U スリングベルト (実物)

ソ連製のAKS-74U専用スリングベルトを入手しました。     通常のAK用スリングベルトと比べると、流通のタイミングで入手難度の高いアイテムですが、ようやく手にいれる事が出来ました。     AK用と違い、スリングベルトに付属するサイズ調節金具や游環が全て取り外せる点が特徴です。     スリン […]

冷戦期のヘルメット ~ ソ連軍 SSh-68 ヘルメット (実物)

東西冷戦時代のソ連軍を代表する軍用ヘルメット「SSh-68」です。 従来のヘルメットの一新するデザインで、1968年に採用されました。 なお、ヘルメットはロシア語で「カースカ」と呼ばれています。     既に1960年に「SSh-40」の内装を改良した「SSh-60」が登場していましたが、ほどなく外 […]

ソ連軍 PPSh-41 バナナマガジン用3連マガジンポーチ・戦後型 (東欧製・実物)

第二次世界大戦当時に活躍したPPSh-41サブマシンガン用のマガジンポーチです。     このアイテムは戦後生産された物のようです。 製造国は不明ですが、ソ連ではなく、同盟国製のようです。     マガジンポーチにはバナナ型マガジンが3本収納出来ます。     マガジンポーチ自体の色は、灰緑色系で、 […]

ソ連軍 マカロフPM ホルスター (実物)

ソ連軍のマカロフPM専用ホルスターです。 画像は冷戦当時に使用されていたモデルで、ソビエト連邦時代の実物未使用品を購入しました。     「マカロフ PM」は、従来の主力拳銃「トカレフ TT-33」の後継として1951年に制式採用された中型自動拳銃で、ソ連軍のみならず、同盟諸国でも広く用いられました […]

軍装品のちょい足しアクセ ~ RPD用オイラー缶&PPSh-41用オイラー缶 (実物)

ソ連軍や同盟諸国軍で支給されていた、銃の手入れ用オイルを入れるボトルです。     国や時代によって金属製や樹脂製がありますが、基本的な形状は類似しています。     PPSh-41サブマシンガン用オイラー缶です。     ロシア製もしくは東欧同盟諸国製で、素材から見て戦後生産型と推測されます。   […]

伝統的舟形帽 ~ ソ連軍 ピロトカ (実物)

ソ連軍の徴集兵向けに支給されていた「ピロトカ(舟形帽)」です。 ピロトカは第二次世界大戦直前に採用された常勤・野戦兼用の略帽です。     戦中・戦後と通して長らく使われた為、ソ連軍ひいては共産主義圏の軍隊のイメージアイコンともなりました。     兵士向けのピロトカは綿製で、内側に汗止めバンド(布 […]

ソ連軍服の下着 ~ ソ連軍 襦袢&袴下 (実物)

第二次世界大戦頃までは各国軍とも軍服の下には襦袢・袴下を着て、軍服の汚れ・損耗を防いでいました。 戦後は特にアメリカナイズが進んだ地域ではパンツやTシャツのみのシンプルな着こなしが主流となりましたが、ソ連軍では1980年代頃まで、このような襦袢・袴下が使われていました。     この下着は戦後製造品 […]

エコバックにも最適? ~ ソ連軍 メショク・大戦型/戦後型 (複製品&実物)

第二次世界大戦以来、ソ連軍兵士の行軍を支えた装備品である「メショク(背嚢)」を紹介します。 ソ連軍の背嚢は各国軍の背嚢と比べて、非常に簡素な作りが特徴です。 もともと、1930年代に当時の軍事標準のごく普通の背嚢を採用していたソ連軍(当時は「労農赤軍」と呼称)ですが、第二次世界大戦勃発による大量動員 […]

ソ連伝統の 「キルザチー」 ~ ソ連軍 徴収兵用ブーツ (実物)

ソ連軍の「下士官兵用長靴」です。 ソビエト・ロシアでは「キルザチー」と呼ばれていました。     ソ連軍長靴の特徴として、胴の部分は「キルザ」と呼ばれる人造皮革で作られています。 キルザはコットン・キャンバス生地を塗料でコーティング加工した素材で、第二次世界大戦当時から戦後冷戦時代全期を通して利用さ […]