フランス軍の「F1ピストルベルト」です。
フランス軍のピストルベルトは時代ごとに各種ありますが、このF1タイプも金具が金属製の旧型と、プラ製に変更した新型があります。
この個体は旧型なのでバックル・サイズ調節金具ともに金属製です。
バックルはいわゆるクイックリリースタイプです。
金属のサイズ調節金具の形状です。
ベルト端の2箇所の針金フックを、鳩目に引っ掛けて固定します。
こちらは金具をプラ製に変更した新型ベルトです。
サスペンダーやマガジンポーチ等、各種装具の金具がプラ製に変更された為、それらに合わせてベルトも更新されたようです。
見ての通り、プラ製Dリングが追加されており、新旧の区別は外見で容易に判別出来ます。
バックルと鳩目は旧型から変わらず金属製です。
耐久性の確保と金具の流用の為と推測出来ます。
Dリングは、プラ製金具のサスペンダーの場合、フックが大きくベルトの鳩目に通らない為、新造された物です。
ベルトの調節は、鳩目に差し込むプラ製の突起に変更されました。
流石に軍用の為、頑丈でしっかり固定されます。
その分、取り外しは硬く、力が必要です。
新旧ベルトの比較です。
並べてみると、素材の違いが良くわかります。
【商品紹介】
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「フランス軍放出品 ピストルベルト」…実物未使用品です。