フランス陸軍 外人部隊装備 [1980-1990年代]

1980~1990年代のフランス陸軍 外人部隊装備を組んでみました。

 

 

フランス外人部隊といえば、いざ有事となれば真っ先に戦場に投入される精鋭の印象があり、また日本人も所属していることから、昔から一定の人気のある装備です。

 

 

今回の着装例は1980年代のグリーン系単色の戦闘服とFA-MASアサルトライフルの組み合わせです。

この装備は1990年代にも普遍的に見られる物でもあります。

 

 

装備品は必要最小限の、軽装備状態です。

冷戦も後半期には、東西陣営ともに機械化が進んで、背嚢等のかさばる荷物は置いていくようになり、実録画像を見ても、割とこの程度の装備密度が多いようです。

 

 

フランス陸軍歩兵の基本装具一式です。

必要に応じてガスマスクが追加されます。

本来は銃剣を吊るすべきところですが、入手出来ませんでした。

 

 

装備品はベルトループを介して組み上げていく、昔ながらのシステムです。

シンプルですが信頼と実績のある装備です。

 

 

ヘッドギアとしては、特に有名なのはベレー帽でしょう。

深緑色のフェルト製の帽体に、外人部隊を表すピンバッジを取り付けてあります。

 

 

ベレー帽はフランス軍のみならず、ヨーロッパ各国で昔から愛用されており、近年は日本・中国・韓国等のアジア圏にも取り入れられています。

 

 

ベレー帽は新品を購入して着用しています。

本来は、ベレー帽を支給された兵士は真っ先にアイロンでプレスして、ベレーの端の部分が垂れるように癖をつけるのだそうです。

 

 

靴は戦後一貫して米軍スタイルの2バックル・ブーツが使われています。

さすがに現在は各種タクティカル系ブーツが見られますが、冷戦期には欠かせない装備品です。

画像の物は実物ではなく、ファッション系のリプロ品でロスコ製のポリウレタン製ブーツです。

 

 

外人部隊装備とFA-MASはよく似合います。

ブルパップ式のデザインに加え、電動ガンも軽量なので取り回しは良いです。

 

 

装備ベルトとサスペンダーの組み合わせは安定した扱いやすさです。

 

 

遮蔽と射撃を両立する、膝撃ちの姿勢です。

 

 

FA-MASはコンパクトに出来ているので、扱いやすいです。

特に東京マルイの電動ガンは軽量に出来ているので負担を感じないのが良いですね。

 

 

バイポッドを使用した伏撃ち姿勢です。

バイポッドの長さもよく考えられているようで、安定した射撃が可能です。

 

 

略帽と袖まくりをした、開襟スタイルです。

 

 

暑い地域に派遣された兵士に見られるスタイルです。

 

 

フランス軍略帽です。

旧日本軍の略帽に似ている気がしますが、実際開発の際に参考にしたとか。

 

 

戦闘帽を被り、襟を閉じた防寒スタイルです。

 

 

戦闘服は厚めの生地で出来ているので、風を防ぐ着こなしだけでもある程度の寒さは余裕でしのげます。(その分、夏季はあまり向いていないです)

 

 

戦闘帽は独特の四角いシルエットが特徴です。

折り紙の箱のように、折りたたんで携行出来ます。

 

 

ライフルスコープを載せた、スナイパースタイルです。

 

 

ブルパップスタイルのFA-MASにライフルスコープを搭載すると、なかなか存在感があります。

 

 

中距離の撃ち合いで、目標を正確に把握、照準するには光学照準器は役に立ちます。

 

 

FA-MASの場合、キャリングハンドルの都合上、かなりのハイマウントになってしまうので、照準点と弾道に差が出るのは致し方ないですね…。

 

 

 

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