東ドイツ製AK-47である「MPi-K」および、AKMである「MPi-KM」用スリングベルトです。
東ドイツ製AKシリーズは、ソ連製オリジナルとスリング取り付け金具の幅が違い、幅の細い専用のナイロン製スリングベルトを直接通して使用します。
構造の違いから市販されているAKシリーズには取り付けられず持て余していましたが、試しにドイツ軍のMP40機関短銃の電動ガンに装着してみたところ、まるで専用スリングのようにピッタリ合いました。
東ドイツ製ナイロン装備に共通の現象ですが、使っているうちに毛羽立ってくるのが若干気になります。
その点が気にならなければ、頑丈なナイロン製で、価格も安いので、東ドイツ軍装備を集めている人だけでなく、予備のスリングとしてもお薦めです。
一方、こちらは東ドイツ製AK74である「MPi-AK-74」用に採用されたスリングベルトです。
実際には国家が無くなってしまい殆ど配備されずじまいでしたが、デザイン上はソ連製に近く、スリングスイベルのサイズもソ連製に準じた構造の為、スリングベルトもソ連製のデッドコピーのようです。
素材はグレーのコットン製で、金具部分は艶消しの金属地肌のままで、塗装はされていません。
東京マルイ製電動ガンの「AKS-47」に装着してみました。
デザインがソ連製と同じなので、当然ですがぴったり合います。