シュトロハイム専用自爆装置として有名な(?)ドイツ軍名物「M24柄付手榴弾」の複製品です。
M24柄付手榴弾の複製品としては、今は無きLS社、現在マイクロエースから発売されている傑作プラモデルや、最近よく流通しているスペイン・デニックス社製品等ありますが、今回は外観のリアルさと強度を両立していると思われる製品を「カンプバタリオン」で見つけたので、取り寄せてみました。
素材は実物同様、金属製の弾殻と、木製の柄の末端に引き索入りのキャップが付いています。
キャップはガラス瓶時代のスプライトの蓋そっくりです。
海外製ですし、炭酸飲料の蓋の流用はおおいにありうる話ですね…w
キャップを外すと、実物を模した引き索と握るための丸いパーツが入っています。
実物は引き抜いて着火させるわけですが、この複製品では画像の状態以上に露出させる事はできません。
弾頭は円形で、黒色に塗装されています。
手榴弾の色はいくつかバリエーションがありますが、黒色が一番汎用性があって良いです。
キャップも黒色塗装です。
さすがは海外製、手作り品らしく塗りも大雑把ですね。
M24柄付手榴弾は大きくかさばる為、大戦当時の兵士も様々な手段で携行していますが、一番目にする機会が多いのが腰のベルトに差し込む方法です。
実際、この方法が一番安定して持ち運べるように感じられます。
もうひとつ、ジャックブーツの隙間に差し込むという方法も聞くので試してみましたが、こちらはちょっと動きづらく、ベターな手段とは思えませんでした。
とにかく大きい手榴弾なので、米軍の「Mark.2手榴弾」や日本の「九七式手榴弾」のようにポケットに詰めたり金具に引っ掛けたりといった方法が取れないのは面倒ですね。
とはいえ、特徴的な外観は格別の魅力のあるアイテムでもあります。
やはりドイツ軍装には柄付手榴弾の投擲ポーズが良く似合います。
現在でも中国人民解放軍では小型版の木柄手榴弾が現用品として使われていますし、遠心力で遠くまで飛ばせる構造は性能面で一定の有利さはあるようです。
【商品紹介】