ソ連軍 M80 ヘルメット (実物)

ソ連軍が冷戦時代に使用していた「M80ヘルメット」です。

大昔、中田商店で購入した実物中古品で、状態は使用に差し支えない範囲で使い込まれています。

「M80」というのは冷戦当時の西側名称のようで、ソ連軍の正式名称は「SSh-68」と現在では知られています。

 

 

60年代辺りまでは、戦中のM40型ヘルメットを使用していたようで、比べるとこのM80型は、正面から見ると陣笠を思わせる形状で、東ドイツ軍のヘルメットみたいです。

 

 

ヘルメット本体は、おそらく店舗側で再塗装されているようで、内装にところどころペンキが付いています。

もしかすると、モンゴル軍の同型ヘルメットのリペイント品ではないかと今は考えています。

 

 

側面から見ると、ソ連軍ヘルメットの特徴である縁部分のカーブの形状がよくわかります。

 

 

アメリカ軍のヘルメットを見慣れているせいか、内装が非常にシンプルに感じられます。

これは、分厚い防寒帽の上からでも被れるように余裕を持たせた構造だからだそうです。

 

 

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