アメリカ陸軍のウッドランド迷彩フィールドキャップです。
画像の物は実物中古放出品です。
ウッドランド迷彩装備は既に旧式装備の部類ですが、放出品の流通量が多く、実物入手難易度は低いほうかと思います。
外見はM1951フィールドキャップと同型で、違いはカラーがOD単色からウッドランド迷彩に変更された程度です。
フィールドキャップの天頂内側には、米軍装備ではお馴染みのタグが縫い付けられています。
このフィールドキャップの特徴としては、折畳式のタブがあげられます。
通常は内側に織り込まれているタブを広げる事で、耳周りの防寒効果と高める事ができます。
タブ内側にはパイル地が貼られており、薄手ながら保温効果を発揮してくれます。
実際に着用してみた状態です。
シンプルながら安定した被り心地の作業帽です。
フィールドキャップはフィールドジャケットと対になる寒い時期向きの装備品です。
夏向きの帽子としては、薄手の生地で防暑用にデザインされた「ホットウェザー・フィールドキャップ」があり、こちらはもっぱら「レンジャーキャップ」の名称で知られています。
防寒用タブを展開した状態です。
実際に冬場に着用してみましたが、耳覆いが有ると確かに防寒効果を実感できます。
さすがフィールドキャップ、ちょっとした寒さなら充分に凌げます。
そのぶん気温が高いと暑苦しく感じますが、パイルを内側に折り畳むという構造上、帽子内の通気性が悪くなりがちなのは仕方のない所ですね。
ウッドランド迷彩BDUとの組み合わせです。
1980年代~1990年代の一般的な米陸軍兵士の姿です。
タブを展開した状態で着用してみました。
ウッドランドBDUは夏向けの薄手のリップストップ生地ですが、ヒートテックインナー着用で保温対策しています。
よほど寒い時期で無い限り、動き回るサバイバルゲームでは充分に防寒能力は足りると思います。
とはいえ本来が防寒機能付きのフィールドキャップなので、やはりM65フィールドジャケットとの組み合わせがよりベターな気がしますね。
【商品紹介】
「米軍実物 サイズ7 12 ウッドランド迷彩 フィールドキャップ 帽子 WRKCIWIG」…米軍実物放出品です。
「[ロスコ] ワークキャップ」…フィールドキャップのデザインを模した、ロスコ製のファッション系レプリカです。