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現用ベトナム軍のAK用チェストリグです。
このアイテムは軍用実物放出品です。
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チェストリグは、ベトナム戦争当時にはすでに中国製を模倣したベトナム製コピー品が存在しましたが、現用の物はさすがに素材・縫製共にしっかりした作りをしています。
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現用チェストリグと一口に言っても、基本色のカーキにも緑の強い物、カーキの強い物があるほか、完全な濃緑色の物もあり、更に古い時代の物ではトグルボタンが木製だったり、生地が薄くて柔らかい、耐久性に不安のある作りの物だったりバリエーションも豊富にあります。
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このタイプは、2000年代に主流となっていた物で、黄色味の強い独特のカーキ色が特徴です。
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マガジンポーチの外側には、コピー元である中国製同様、小型のポーチが4つあります。
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これらの小ポーチは特定の入組品の規定は不明ですが、訓練動画等を見る限り基本的には何もいれておらず、必要に応じて訓練用手榴弾を入れていたり、便利ポーチとして使われています。
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形状は中国人民解放軍の「56式自動歩槍弾倉袋」のコピー品で、細部を除けばほぼデッドコピーに近いです。
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中央の縦長ポーチに、AK-47のマガジンが余裕をもって収納出来ます。
現在ベトナム人民軍では7.62㎜系のAKが主力として使われており、スチールマガジン、樹脂マガジン共に使用例が確認できます。
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この個体のトグルボタンは樹脂製で、ボタン留めのストラップ紐はナイロン製です。
時代が古くなるにつれ、紐が綿製だったり、ボタンが木製だったりするようです。
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右端の小型ポーチ内には、中国製同様にAK用メンテナンスツールの差し込み口が設けられています。
中国製と同じ用途ならば、このポーチはガンオイル入りボトルと、メンテナンスツールキットを入れる為の物です。
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肩掛けストラップは濃緑色の綿製です。
適度な幅と、ある程度の厚みがあり、丈夫に織られています。
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サイズ調節金具は酸化処理された金属製です。
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取り付けは四角い金具にストラップ紐を通してあるだけの、シンプルな物です。
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チェストリグの両端には、腰に回して固定するストラップ紐が縫い付けられています。
素材や幅ともに中国製とほぼ変わらない印象です。
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肩紐の基部はチェストリグ本体に挟み込む形でしっかりと縫製されています。
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チェストリグ裏面にはタグスタンプがあります。
「BAK 07-Z133」と読めるような?
表記の意味が読み取れないのが残念ですが、07は2007年製で、Z133が製造工場を示すものかな?と推測しております。
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チェストリグのポーチを満載にしてみました。
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収納品一覧です。
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ベトナム人民軍の運用規定がわからない為、中国製に準じて考察しております。
左端のポーチにはメディカルキット(圧縮包帯)、隣のポーチには7.62㎜弾薬包(バラ弾の詰め合わせ)を収納してみました。
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中央の3つのポーチには、AK用マガジンを収納しています。
使用したのは質感抜群のリアルソード製56式電動ガン用スチール製マガジンです。
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右端のポーチには、前述したとおり手入れ油缶とメンテナンスツールを収納しました。
隣のポーチにはは7.62㎜弾薬包を入れていますが、実際の運用を見る限り、空の状態で(マガジンすら入れずに)使われている例が殆どです。
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手元にあった56式チェストリグと並べてみました。
実によく似ており、ベトナム製が中国製を大いに参考にしていることが一目瞭然です。
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比べてみると、トグルボタンが木製と樹脂製という違いがあります。
ただし、これは製造時期による違いもあり、ベトナム製でもひと昔前の物は木製ボタンでしたし、中国製の比較的年代の新しい製品ではプラ製のバックルが使われていたり、ナイロン製の部品が使われた近代化モデルも存在します。
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マガジン収納ポーチの底部分も、生地の厚みに加えて補強縫いがしてあり頑丈です。
1980年代製のベトナム製品だと耐久性に不安のある装備品が大半でしたが、さすがは現用品、底が抜ける心配はなさそうです。
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左右の小型ポーチ共に、サイズ感や配置も良く似ています。
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中国製とベトナム製の大きな違いは肩紐ストラップの連結方法で、四角い金具とDリングという形状の違いから、肩紐の取り付け方に違いが見られます。
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チェストリグの着用状態です。
安定の使いやすさで、実戦(サバゲー)でも充分実力を発揮できます。
【商品紹介】
「チェストリグ タクティカル ベスト サバゲー 中国軍 ベトナム戦争 ミリタリー マガジン ポーチ カモフラージュ グリーン」…ベトナム製そのものは入手困難ですが、ほぼ同型の中国製56式チェストリグが代用に最適です。