ベトナム人民軍の特殊部隊「ダッコン」の、スカウトベスト着用スタイルです。
背面に装備した木柄スコップが印象的です。
携行しているのは「AKS-47突撃銃」です。
ダッコンの主兵装のひとつで、訓練映像でも頻繁に見られます。
スカウトベストにはガスマスク携行用ポーチが設けてあります。
構造から、キャニスター分離型のソ連型ガスマスクに対応した作りとわかります。
AKS-47を用いた立撃ち姿勢です。
スカウトベストの収納性の高さが垣間見えます。
スカウトベストの容姿です。
各ポーチには、形状から想定される装備品を収納してあります。
オープンスタイルのショルダーホルスターがしっかり縫い付けてあり、「K54拳銃」を携行しています。
「K54」は、中国製の「54式手槍(トカレフTT-33拳銃のライセンス生産品)」のベトナム人民軍軍における名称です。
背面には特に場所を取る携帯ショベルとキャニスター分離型ガスマスクが、うまい具合に収納できます。
実際の訓練映像では、スカウトベストのポーチは殆ど空のままで使われていますが、ベストの機能を検証する為、多分に推測を交えつつFULL装備状態を再現しています。
肩ポケットには、サイズ的に手榴弾を収納しています。
腰回りのロングポケットは、マガジンポーチでまず間違いないでしょう。
AKタイプ・マガジンを各ポーチに1本収納できます。
胸の辺りには、書類の収納が出来そうなスリットポケットが設けてあります。
ジッパーとベルクロ式フラップを使い、しっかりと閉じる事ができます。
資料に見られる、膝撃ち姿勢です。
スカウトベストは姿勢に干渉せず、なかなか使い勝手が良い印象です。
手榴弾の投擲姿勢です。
現在のベトナム人民軍では、アメリカ軍の「M67手榴弾」に似た形状の国産手榴弾を使用しています。
匍匐前進中の様子です。
着用している「A2ヘルメット」はただのプラスチック製で、防弾機能はありません。
一見するとサバイバルゲーム用品のような質感ですが、れっきとした実物軍用品です。
スカウトベスト左脇にあるホルスターから、拳銃を取り出す様子です。
拳銃はベルクロタブとドットボタンで固定されており、脱落防止もよく考慮されています。
ダッコンは屋内での活動、テロリストの掃討任務もあり、拳銃を使用する機会も少なくないようです。
「K54拳銃」を用いた膝撃ちの様子です。
現在ベトナム人民軍では「K54」をもとに設計を改良した国産拳銃「K14」が生産・配備されているところです。
外見はトカレフの印象を残しつつ、グリップ形状の変更や装弾数の増加などの独自改修が見られます。
ちなみにトカレフ同様、安全装置はありません。(画像はネット検索より拝借)
「AKS-47突撃銃」はストックを折り畳み、スリングベルトを使って背中に回して携行しています。
警戒移動中の様子です。
ダッコン隊員は、たいていスリングベルトを肩にかけて常に銃の保持を安定させています。
伏撃ち姿勢です。
枯れ草の混じった草原では、迷彩柄が良くなじみます。
射撃待機姿勢から、そのまま銃口を上げて的確に有効弾を撃ち込む様子は、特殊部隊隊員らしい練度の高さを感じさせます。
ダッコン特有の、音を立てずに移動するスタイルです。
試してみると、非常に体幹を要求される移動方法で、肉体鍛錬は必須と思い知りました。
接敵時には、ストックも畳んだまま、スリングも肩にかけたままで銃を構えて射撃する様子が見られます。
一般歩兵部隊とは異なる訓練内容が伺えます。
咄嗟の射撃にも対応した姿勢の維持をしつつの警戒前進は、試してみると体力の消耗が身に染みます。
ダッコン訓練でしばしば目にする、地雷等の障害を創作しながら移動する様子です。
必要最小限の道具のみで、五感を使って一歩づつ安全を確認しながら前進する様子に、身体鍛錬の成果と精鋭ぶりが伺えます。
携行するソ連製「ShM-41M」ガスマスクを装着した状態です。
スカウトベストのポーチからホースを介して装面しており、取り回しは良好です。
ただ、実際の運用状況を見る限り、ガスマスク訓練の際はガスマスクバッグをたすき掛けにしており、スカウトベストのポーチを使用している様子は見られません。
背中に手を回して面体を取り出し・収納するのが不便だからと思われます。
撮影で使用した、東京マルイ製次世代電動ガン「AKS-47」です。
スリングベルトはベトナム人民軍の実物を取り付けてあります。
折り畳みストック型の各種AKは、ダッコンをはじめ機動性を必要とされる部隊でしばしば見られるものです。
映像資料で確認出来た限りでも「AKS-47」「AKM」「56-1式自動歩槍」が確認できます。
【商品紹介】
「東京マルイ No.27 AKS47 18歳以上 次世代電動ガン」…実射性能はエアソフトガン業界随一の東京マルイ製次世代電動ガンです。