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太平洋戦争

日本軍の巻脚絆 (ゲートル) の巻き方

日本陸軍の「巻脚絆(まききゃはん)」、俗に「ゲートル」とも呼ばれる装備品で、日本陸軍及び日本海軍陸戦隊装備においては、欠く事の出来ない必需品です。 本品は実物未使用品で、タグ類はありませんが、素材や色味から推測するに昭和19年製と思われます。     素材は絨製(ウール)で、第二次世界大戦時に多く見 […]

九四式拳銃 (中田商店製・文鎮モデル)

九四式拳銃は、弾の出るトイガンこそ未だ発売された事がありませんが、外見だけのモデルガンでは、何度か発売されていた記憶があります。 ただ、殆どが外見のみの無可動銃。 私が所有するこのアイテムも、大昔に中田商店で販売していたムクの鋳物、いわゆる文鎮モデルです。     鋳物だけに、モールドは甘いです。 […]

日本軍の拳銃射撃姿勢

日本陸軍の拳銃射撃姿勢は、当時主流だったアメリカやイギリスのミリタリーシューティングを基本として発達したものです。 その射撃姿勢とは、まず標的の正面に向けて左向きに立ち、両足をわずかに開き、顔だけを標的に向けて、右手(拳銃を握っている方の手)を真っ直ぐ伸ばし、標的を照準、射撃するという物です。 以下 […]

日本軍のピストルランヤード ~ 懸紐 (複製品)

日本軍の拳銃は、陸海軍、将校・下士官兵を問わず、基本的には全てピストルランヤードを装着していました。 日本軍ではランヤードを「懸紐(けんちゅう)」と表記します。     拳銃の脱落・紛失防止の為のピストルランヤードは第二次世界大戦当時の各国軍で採用されており、取付金具(ピストルランヤードリング)が大 […]

皇軍兵士必携 ~ 日本陸軍 軍隊手帳 (メーカー不明・複製品)

この「軍隊手帳」は、旧日本軍の全兵士が所持していた物です。 認識票と同様、各国の軍隊でも同様の物が存在するようです(ドイツ軍の「ゾルトブーフ」など)     私が所有している物は、現在製造されている複製品です。 購入時は蓋の部分にベルクロの小片が貼り付けてありましたが、流石に時代感無視しすぎだろうと […]

気分は本土決戦 ~ 日本陸軍 戦時服 (夏衣・実物)

この服は、昭和二十年に制定された、戦時省略型の軍服で「戦時服」や「決戦服」と呼ばれています。 生地の質感や縫製が劣悪な上にボタンも木製とあって、ひたすら哀愁漂うアイテムです。     購入時、「元々ポケットひとつの仕様ですよ。」と説明されましたが、どうみても剥がした跡がありますねぇ…。 後に軍装資料 […]

日本軍の小銃射撃姿勢

日本軍の小銃射撃姿勢です。 できるだけ教本に忠実になるよう心がけて姿勢をとってみました。 まずは「立射(たちうち)」     「膝射(ひざうち)」 この姿勢のまま銃を構えず、右手で小銃を立てて置く待機姿勢を「折敷(おりしき)」と呼びます。     「伏射(ふせうち)」 最も被弾面積が少なく、射撃姿勢 […]

日本陸軍 戦闘帽・後期型&帽垂布 (中田商店製・複製品)

日本陸軍の下士官兵用戦闘帽です。 本品は中田商店製の複製品に、同じく中田商店製の帽垂を取り付けた物です。     帽体は絨製(ウール)で、中央に黄色の星章が縫い付けられています。 顎紐は茶色の革製です。     かつて中田商店で初期カーキ色の戦闘帽が9,800円で売られていた頃、大戦時の生地を使って […]

南方の日本兵 ~ 日本陸軍 防暑襦袢袴 (中田商店製・複製品)

日本陸軍の「防暑襦袢袴(ぼうしょじゅはんこ)」です。 第二次世界大戦当時、主に南方戦線の兵士向けに製造・支給されました。 上下セットで「襦袢袴」と呼びますが、意味合いとしては「襦袢(じゅはん)」がインナーシャツで、「袴下(こした)」がインナーパンツとなります。 対になる「防暑衣袴(ぼうしょいこ)」の […]

日本陸軍 昭五式水筒・呂号 (実物)

日本陸軍の「昭五式水筒」です。 「九四式水筒」とも呼ばれますが、一部個体に「九四式」の刻印があることから付けられた俗称だそうで、正式名称はあくまで「昭五式」です。     私所有の物は追い紐部分に部隊名・所有社名の書かれた布が縫い付けられていたり、水筒本体に所有者の名前が彫られていたりと、非常に使用 […]