
陸上自衛隊で現在使用されている「迷彩作業帽」です。
1990年代初頭に導入された戦闘装着セットのひとつで、もっぱら「戦闘帽」や「迷彩戦闘帽」と呼ばれます。

迷彩作業帽は様々なメーカーのPX品が広く市販されていますが、私は帽章が取り付けてあるモデルを購入しました。

側面には通気孔が2箇所あります。

採用当初はそれまでの作業帽と同じ裁断・構造で布地を2型迷彩柄にした物でしたが、最近の物はサイズ調整用の紐が廃止され、代わりにゴムが内蔵されています。

天頂部は65式作業帽以来の伝統で、ピアノ線で丸く保持するように出来ています。

内側は迷彩ではなく、単色生地なのも従来どおりです。

帽子後部の様子です。
引っ張ってみると、ゴムが内蔵されているのがわかります。

メッシュ素材の内張りも従来どおりです。


実際に作業帽を被ってみたところです。


自衛隊に限らず、軍隊の帽子は被った際に水平に保つのが格好良く被るコツですね。