アメリカ軍 PASGTタイプ・プラ製ヘルメット (韓国製・モデル品)

アメリカ軍で1980年代~2000年代にかけて使用されていた「PASGTヘルメット」です。

画像の物はサバイバルゲーム向けのプラ製レプリカ品です。

 

 

内装はハンモック式で被りの深さを微調整できます。

名称の「PASGT」とは「personal armor system ground troops」すなわち「地上部隊支援用個人装備」という意味です。

 

 

レプリカ品ですが、シェルの厚みや内装の構造等、非常に良く出来ています。

1941年、米軍はM1ヘルメットを採用、その後もチンストラップやカラーに小改良を加えつつ使用が続けられていました。

1961年にはヘルメット自体の形状が変更され、ひさし部分が若干大きくなり、前部の傾斜がきつくなりました。

このタイプはサープラス業界では通称「M2ヘルメット」と呼ばれていますが、正式名称ではありません。

更に1980年代に入るとナイロンとコットンを組み合わせ、ドットボタンで固定する新型チンストラップが採用されます。

改良型のM1ヘルメット自体は、PASGTヘルメットへの更新が完了する1980年代末まで、並行して使用され続けました。

 

 

チンストラップはM1ヘルメットの最終型に採用されたタイプを更に扱いやすく改良したような形状で、両サイドの金具で調節できます。

 

 

サイズ調節した後は、ドットボタンひとつで連結・取り外しが出来、楽に装着できます。

 

 

PASGTヘルメット着装状態です。

PASGTヘルメットは1982年にアメリカ陸軍第82空挺師団を中心に本格支給が開始されました。

1983年のグレナダ侵攻作戦以来、ライナー部分などに改良を加えつつ、使用が続いています。

2000年頃からはヘッドストラップの改良などが積極的に行われ、本体シェルも軽量化されたタイプが支給されています。(MICH、ACH等)

 

 

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