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日本軍 (太平洋戦争)

日本陸軍 身体擬装網 (日本製・複製品)

日本陸軍の「身体擬装網」です。 本品は複数ある擬装網のバリエーションの内、濃緑色のタイプを再現した精巧複製品になります。     身体擬装網は草木を括りつけて迷彩効果を高める為に、鉄帽用擬装網と共に活用されました。 画像は四つ折にした状態です。     使わない時は丸めて背嚢に縛着したり、細長く纏め […]

日本陸軍 明治三十一年制水筒 (実物再生品)

日本陸軍で明治31年(1897年)に制式化された水筒です。 水筒本体はアルミ製で、革紐でたすき掛けして携行します。 制式化当初は艶消し黒塗装でしたが、明治38年に茶褐色に変更されました。 昭和5年(1930年)に「昭五式水筒」が制式化した後は、「旧式水筒」の通称で一部で使用が続けられました。(ストラ […]

日本陸軍と同型の民間ガスマスク ~ 防空用防毒面・団用一号甲型 (実物・民生品)

第一次世界大戦以来、各国軍では化学兵器に対する備えが必須となり、個人装備にガスマスクが常備されるようになりましたが、日本軍も例外ではなく、多くの戦場において雑嚢・水筒・鉄兜と同じ位ガスマスクを携行する姿が見られます。 近年の戦争映画や終戦ドラマでは大抵存在を無視されていますが、「兵隊やくざ」等の古い […]

日本の兵隊さん ~ 日本陸軍 九八式軍衣/三式軍衣袴 (夏衣・実物)

日本陸軍が第二次世界大戦で使用した軍服は大別して「九八式」と「三式」の二種類があります。 また、季節や配属地に合わせて、綿製の「夏衣」と、絨製(ウール)の「冬衣」の二種類があります。 画像の軍服は「九八式夏衣」です。     夏衣の綿生地はゴワゴワした質感で、かなり硬い印象です。     「九八式軍 […]

日本軍のマズルカバー ~ 日本陸軍 銃口蓋 (海外製・複製品)

「銃口蓋(じゅうこうがい)」とは、読んで字のごとくマズルキャップのことです。 日本軍が国産小銃を生産・配備していた初期の頃、射撃時に銃身が破裂する事故が頻発し、その原因究明の結果、銃身内に異物が混入するのを防ぐため射撃時以外は常に銃口に蓋をするという対策が取られたのが銃口蓋採用の経緯です。     […]

日本軍のスリングベルト ~ 小銃負革 (海外製&中田商店製・複製品)

今回は、日本軍小銃用スリングベルトの複製品を2点紹介します。 日本軍のスリングベルトは、一般に「負革」と表現されます。 ちょっと曖昧なのが読み方で、人によって「おいかく」「ふかく」など幅があります。 軍隊での正確な呼称が気になるところです。     日本軍の小銃負革には、大別して三八式用と、より幅の […]

日本陸軍 夏襦袢&冬襦袢 (中田商店製・複製品)

日本陸軍の「下士官兵用襦袢(下着)」です。 画像は中田商店製の複製品です。 中田商店では、綿製の「夏襦袢」と、フランネル素材の「冬襦袢」の2種類、更にそれぞれ白無地と国防色のカラーバリエーションが販売されています。     本品は夏襦袢です。 薄手の綿製で、色は国防色(カーキ)の製品です。     […]

日本軍の巻脚絆 (ゲートル) の巻き方

日本陸軍の「巻脚絆(まききゃはん)」、俗に「ゲートル」とも呼ばれる装備品で、日本陸軍及び日本海軍陸戦隊装備においては、欠く事の出来ない必需品です。 本品は実物未使用品で、タグ類はありませんが、素材や色味から推測するに昭和19年製と思われます。     素材は絨製(ウール)で、第二次世界大戦時に多く見 […]

日本軍の拳銃射撃姿勢

日本陸軍の拳銃射撃姿勢は、当時主流だったアメリカやイギリスのミリタリーシューティングを基本として発達したものです。 その射撃姿勢とは、まず標的の正面に向けて左向きに立ち、両足をわずかに開き、顔だけを標的に向けて、右手(拳銃を握っている方の手)を真っ直ぐ伸ばし、標的を照準、射撃するという物です。 以下 […]

日本軍のピストルランヤード ~ 懸紐 (複製品)

日本軍の拳銃は、陸海軍、将校・下士官兵を問わず、基本的には全てピストルランヤードを装着していました。 日本軍ではランヤードを「懸紐(けんちゅう)」と表記します。     拳銃の脱落・紛失防止の為のピストルランヤードは第二次世界大戦当時の各国軍で採用されており、取付金具(ピストルランヤードリング)が大 […]