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軍服

一昔前の「自衛隊さん」 ~ 陸上自衛隊 OD作業服 (PX品)

陸上自衛隊でながらく使用されていた「OD作業服」です。     名称の通り、制服着用時以外の各種作業時の基本装備ですが、1970年代に迷彩作業服が導入されるまでは訓練・戦闘服としても使われていました。     自衛隊好きの間では「65式作業服」の名称もよく使われますが、自衛隊内ではもっぱら「OD作業 […]

熊笹柄と冷戦期 ~ 陸上自衛隊 旧迷彩作業服 (ノーアイロンモデル・PX品)

陸上自衛隊の「旧迷彩作業服」です。 旧迷彩という呼称は、現在の俗称であり、この服の現役当時には単純に「迷彩作業服」、のちには「戦闘服」とも呼ばれていました。     この迷彩作業服は1970年頃に採用され、まず空挺部隊、次に普通科その他へと順次装備されていき、1970年代を通してほぼ全隊員に行き渡っ […]

中央アジア向け装備 ~ ソ連軍 1969年型熱地服 (実物)

今回ネタにするのはソ連軍が1970~1980年代に渡って使用していた「1969年型熱地服」です。 日本語表記では他に「M69熱地服」とも呼ばれます。 「熱地服」は、中央アジアなどの暑い地域の部隊向けに支給していた軍服で、1979年から始まった「アフガニスタン紛争」でも、紛争全期間を通して多用されまし […]

通称“ルバシカ” ~ ソ連軍 1943年型ギムナスチョルカ (海外製・複製品)

この「1943年型ギムナスチョルカ(軍服)」、通称“ルバシカ”は、独ソ戦以前から使われていた「1935年型ギムナスチョルカ」に代わって[1943年1月15日付・ソ連国防人民委員会第25号]にて制式採用された労農赤軍(ソ連軍)の軍服です。 それまでの折襟と襟章の組み合わせから、詰襟と肩章の組み合わせへ […]

ベトナム人民軍 K82軍服 (サムズミリタリ屋製・複製品)

今回紹介する物は、ミリタリーサープラスショップ「サムズミリタリ屋」で購入した「ベトナム人民軍 K82軍服」です。 同社オリジナルの複製品で、商品名には明記はありませんが、外見上の特徴から「K82軍服」と判断しました。     ベトナム人民軍の戦闘服は、1958年制式の「K58」に始まり、「K74」、 […]

北ベトナム軍 K58 軍服 (ベトナムエキスプレス製・複製品)

北ベトナム軍ことベトナム人民軍の「K58戦闘服」です。 日本式に言うと「58式」というところで、1958年に採用された軍服です。     この開襟スタイルの物は夏服になります。 他に、中国の人民服のような折襟4ポケット・スタイルの冬服もあります。 どちらも戦闘服・作業服・制服を兼用しており、他に正装 […]

ソ連軍 KZS 迷彩カバーオール (実物)

ソ連軍の迷彩カバーオール「KZS」です。 第二次世界大戦以来、ソ連軍では個人装備として通常の野戦服の上に羽織る迷彩カバーオールを用いていました。 特に有名なのが「KLMK」に代表されるBEREZKA(白樺)迷彩装備ですが、この「KZS」は核戦争下における運用を前提として開発されました。     「K […]

ソ連軍 KLMK 迷彩カバーオール (実物)

ソ連軍の迷彩カバーオール「KLMK」の実物放出品です。 KLMKは、古くは1950年代末には初期のタイプが存在したようです。 KLMKは冷戦期を通じてソ連軍の代表的迷彩装備として用いられ、迷彩柄自体は現代のロシア連邦軍でも使用例が確認出来ます。 それだけ迷彩の完成度が高いという事でしょう。     […]

冷戦期のソ連軍装備 ~ ソ連軍 1969年型野外服 (実物)

今回紹介するのはソ連地上軍の「1969年型野外服」です。 ミリタリー市場では「M69」の呼び名で知られるこの軍服は、戦後冷戦時代を代用する「キーチェリ(戦闘服)」です。 第二次世界大戦中の1943年に制定された「1943年型ギムナスチョルカ」は、肩章や胸ポケットの改修を受けつつ長らく運用されていまし […]

ソ連軍 ルバシカ型制服 (戦後製造品)

今回紹介する一品は、ソ連軍ルバシカ型制服になります。 冷戦時代のソ連軍の制服は、開襟で褐色シャツにネクタイを締めて、派手な肩章とバッジが目立つ印象が強いですが、この制服はM69軍服採用以前の、詰襟服(通称ルバシカ)時代の物になります。     実物未使用新品で状態は申し分なく、生地も(ソ連軍物として […]