![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト比較.jpg)
第二次世界大戦時にドイツ各軍にて使用された、「コッペルリーメン(装備ベルト)」です。
軍装コスとしては、複製品や戦後同型品の流用等の選択肢があります。
私もいくつか購入・使用しており、それらを紹介していこうと思います。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・複製_1.jpg)
ドイツ軍の装備ベルトはバックルで留めるつくりですが、大抵のミリタリーショップではベルトとバックルは別々に販売されています。
画像の物はエスアンドグラフで購入した物で、一番オーソドックスな複製品です。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・複製_2.jpg)
ベルト本体は黒革製で、白糸で縫製してあります。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・複製_3.jpg)
フックはしっかりした縫製で頑丈に出来ています。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・複製_4.jpg)
バックルを通すサイズ調整部分も良く出来ています。
ベルトにはサイズの違いがあり、このベルトの穴の分だけ調整可能です。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・複製_5.jpg)
国防軍のバックルを装着した状態です。
ベルトが三重になるので、バックルの厚みも納得です。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・複製_6.jpg)
ドイツ軍のベルトはバックルの刻印が格好良く見栄えがしますね。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・複製_7.jpg)
バックル装着時のベルトの裏側はこんな感じです。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・裏革_1.jpg)
こちらは中国製の精巧複製品です。
このモデルのみ、実物と同様、裏革を表面にして加工してあります。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・裏革_2.jpg)
金具はグレー塗装されています。
ちょっとフックの曲がり具合が甘く、外れやすいのが難点です。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・裏革_3.jpg)
裏革を黒く染めてあるため、表面は完全な艶消しです。
バックルはフィールドグレーの武装親衛隊バックルをつけてみました。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・裏革_4.jpg)
ベルトは少々素材の質が悪く、油脂分が足りないようです。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・NVA_1.jpg)
こちらは東ドイツ軍(国家人民軍)で使用されていた実物放出品で、形状が大戦時の物と同じで代用できます。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・NVA_2.jpg)
中古放出品の為、サイズ調節ベルト部分の使用感がかなりありますが、破損は無く、まだ充分に実用に耐えます。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・NVA_3.jpg)
素材は本革製のようで、さすがに軍用実物だけあって、厚みも充分にあります。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・NVA_4.jpg)
武装親衛隊のバックルをつけてみたところです。
中古品なので使用感がある分、バックルも良く馴染みます。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・NVA_5.jpg)
ベルト裏側は他の複製品と同様の印象です。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/装備ベルト・NVA_6.jpg)
サムズミリタリ屋で購入した国防軍バックルを装着してみた状態です。
中古放出品の使用感が良い風合いになっており、代用品としても申し分ない出来だと思います。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックル比較_1.jpg)
革製ベルトの装着には、「コッペルシュロース(バックル)」を用います。
バックルは各種あり、私は国防軍(陸軍)と、武装親衛隊の2種類を所持しています。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックル比較_2.jpg)
画像の物はヤフオク!で購入した中古品をモデルガン用塗料「パーカーシール」で再塗装した物です。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックル比較_3.jpg)
一旦元の塗装を溶剤で完全に落としてから塗装したため、綺麗に仕上がりました。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックルSS_1.jpg)
これは武装親衛隊のバックルです。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックルSS_2.jpg)
バックルの連結金具はいくつか種類がありますが、この複製品は別パーツを溶接(接着?)したタイプです。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックルSS_3.jpg)
バックルの側面は厚みのある革ベルトを挟み込む為、幅広に出来ています。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックル国防軍・OD_1.jpg)
このバックルはドイツ国防軍仕様で、サムズミリタリ屋で購入した物です。
アルミ製バックルをオリーブグリーンで塗装してあります。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックル国防軍・OD_2.jpg)
このバックルもSSと同様の金具溶接仕様です。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックル国防軍・OD_3.jpg)
バックルは全体に丸みを帯びており、革ベルトを装着するとかなりきつめでベルトが傷つく為、このバックルは使わない事にしました。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックル国防軍・グレー_1.jpg)
このバックルは国防軍仕様で、最初に紹介した中古品です。
このバックルは国防軍のレリーフが別パーツになっているのが特徴です。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックル国防軍・グレー_2.jpg)
裏面は他のタイプと違い、バックル自体を整形してフックを引っ掛けるように作られています。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックル国防軍・グレー_3.jpg)
バックル側面の形状や厚みは、武装親衛隊の物と同様です。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックル国防軍・シルバー_1.jpg)
このバックルは国防軍の物で、エスアンドグラフで購入しました。
アルミ製でシルバー塗装されています。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックル国防軍・シルバー_2.jpg)
バックルレリーフは一体型で、フックは別パーツ仕様です。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2019/12/バックル国防軍・シルバー_3.jpg)
バックル側面はエッジが立っており鋭い印象です。
バックルの色ですが、基本的に戦前と後方勤務ではシルバー、野戦用はフィールドグレー(軍服のボタンと同色)で塗装されていました。
ただし、色味のバリエーションは多く、オリーブグリーン系、鹵獲したロシア製塗料を使用したロシアングリーン系、また1944年になると余剰となった戦車塗料(パンツァーグラウ)で塗られたダークグレー系などが確認出来ます。
素材は当初はアルミ製でしたが、資源節約の為、戦時中に鉄製の物も作られました。
【商品紹介】
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