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ドイツ国防軍の「スプリンター迷彩スモック」です。
サムズミリタリ屋製の複製品です。
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迷彩スモックは武装親衛隊では基本装備として採用されましたが、ドイツ国防軍ではその使用は限定的で、今回紹介する迷彩スモック(迷彩ヤッケとも呼称)は主に“グロースドイッチュラント師団”で使用されたそうです。
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スモックの袖は、武装親衛隊ではゴムの入った作りですが、国防軍では布ベルトとボタン止めになっています。
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前あわせはレーヨン紐で閉じる仕様です。
実物ではこの紐の耐久性が低く、すぐに切れてしまい、代替品を使ったものが多いそうです。
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襟から中の軍服の襟を出して着用すると独特の格好良さです。
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ウエストにもレーヨン紐が入っており、絞る事が出来ます。
ただ、この複製品ではすべりが悪く、うまく絞れませんでした。
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両脇にポケット蓋がありますが、これは単なるスリットで、中の軍服のポケットに手を通せるように設けられた物です。
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ポケット蓋にはボタン等の閉じる機能はありません。
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硬い生地で縫製されているようで通気性に乏しく、暑い時期の着用は避けたほうが賢明です。
裏地にも色味の違う迷彩柄がありますが、リバーシブル仕様ではありませんでした。
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着装状態・正面。
「M31ツェルトバーン(携帯天幕)」の生地を使用して縫製されているようで、迷彩パターンも同様です。
他には、迷彩色を茶系に寄せて境界をぼかした迷彩柄で、フェイスベール付きのスナイパー用スモックもあります。
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背面正面。
軍服の上から羽織るプルオーバータイプのスモックなので、全体にゆったりした作りになっています。
なので、ウエストをベルトで締めないとだぶだぶに見えてしまいます。
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手首のボタン止めは着装時はこんな状態です。
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ポケットは単なるスリットで、この中に手を突っ込んで軍服のポケットを使用します。