中国人民解放軍 97式駐港部隊 臂章 (実物)

中国人民解放軍の「97式駐港部隊臂章」です。

1997年の香港の中国返還に伴い、同地に駐屯した人民解放軍部隊「駐香港部隊」が使用していた部隊章です。

 

 

入手した物は中古放出品です。

全体が擦り切れているほか、使用者の書き込みもあり、かなりの使用感が感じられます。

 

 

裏面にはベルクロ式のストラップが設けられています。

この構造は現用装備の「07式臂章」や「15式臂章」にもそのまま受け継がれています。

 

 

1997年の駐港部隊の徽章着装例です。

軍服は「87式迷彩服」、肩章は「87式套式肩章・後期型」を組み合わせています。

 

 

1997年当時の報道で初めて見た人民解放軍駐港部隊は、迷彩カバー付き米軍スタイルのフリッツ型ヘルメットとブルパップ式の95式小銃を携えた姿で、かつての緑一色の“人民服”とのイメージの違いに驚いた物です。(当時は中国の情報が少なく、専門誌でも「87式小銃」と誤情報が通用していた位です)

 

 

最新情報をチェックしよう!