
中国人民解放軍の「95式自動歩槍 背帯」です。
このアイテムは中国市場で流通しているレプリカ品です。

中国ではスリングベルトは「背帯」と表記します。


スリングベルトの両端にフック状の金具があり、これで銃に取り付けます。


スリングベルトのサイズ調節金具は、米軍のM14ライフルやM16ライフルのスリングベルトと同型です。

もうひとつのサイズ調節金具も、米軍と同型です。

こちらは黒色のモデルです。
グリーンの物とは、製造メーカーが異なります。



スリング本体は黒色ナイロン製で、金具類は塗装された金属製です。


形状に違いは殆どありません。

2種類のスリングの比較です。
黒色は現在の人民解放軍で見られるタイプで、グリーンはリーフ迷彩服時代の2000年代まで見られたタイプです。



基本的に細部も同型で、僅かに差異を感じる部分は、製造メーカーによる違いと思われます。

リアルソード製電動ガンの「97式小銃」にスリングベルトを取り付けてみました。

「97式」と「95式」はマガジン及びマガジンハウジング部分以外は同型なので、スリングベルトも問題なく装着出来ます。
現用新型のスリングベルトはクイックリリースバックル付き3点支持スタイルの物が普及してきていますが、シンプルな2点式が、私には使いやすくて好みです。