![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/05/M1910ファーストエイドポーチ_01.jpg)
アメリカ軍の「M1910ファーストエイドポーチ」です。
画像の物は海外製の精巧複製品です。
M1910ファーストエイドポーチは第一次世界大戦当時の装備品ですが、第二次世界大戦でも引き続き使用され続けました。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/05/M1910ファーストエイドポーチ_02.jpg)
特に第二次世界大戦当時は、装備の更新の遅いアメリカ海兵隊で多用されているのが確認できます。
ポーチ裏側上部に、ダブルフックが取り付けてあります。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/05/M1910ファーストエイドポーチ_03.jpg)
ポーチはシンプルな長方形で、初期には金属缶入りの、のちにビニールパッキングされた包帯を1個収納します。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/05/M1910ファーストエイドポーチ_04.jpg)
実際の装備の連結ですが、ピストルベルトへはホールの間隔が合わず、装着できませんでした。
私が所有している物はピストルベルト、ファーストエイドポーチ両方とも複製品のため、実物では装着可能なのかもしれません。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/05/M1910ファーストエイドポーチ_05.jpg)
一方、カートリッジベルトへは装着できました。
![](https://nanashinomikoto.com/wp-content/uploads/2020/05/M1910ファーストエイドポーチ_06.jpg)
ダブルフックは重量物を吊り下げる際に取り付けやすい反面、実際に使用してみると移動時に振り子のように揺れるのが鬱陶しくもあります。