アメリカ軍の「M1910ファーストエイドポーチ」です。
画像の物は海外製の精巧複製品です。
M1910ファーストエイドポーチは第一次世界大戦当時の装備品ですが、第二次世界大戦でも引き続き使用され続けました。
特に第二次世界大戦当時は、装備の更新の遅いアメリカ海兵隊で多用されているのが確認できます。
ポーチ裏側上部に、ダブルフックが取り付けてあります。
ポーチはシンプルな長方形で、初期には金属缶入りの、のちにビニールパッキングされた包帯を1個収納します。
実際の装備の連結ですが、ピストルベルトへはホールの間隔が合わず、装着できませんでした。
私が所有している物はピストルベルト、ファーストエイドポーチ両方とも複製品のため、実物では装着可能なのかもしれません。
一方、カートリッジベルトへは装着できました。
ダブルフックは重量物を吊り下げる際に取り付けやすい反面、実際に使用してみると移動時に振り子のように揺れるのが鬱陶しくもあります。
【商品紹介】
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「米軍布製装備大全 1910-1991 軍装から見る近代アメリカ戦史」…実物の写真を豊富に使用した、米軍装備解説本です。
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「第2次大戦米軍軍装ガイド」…第二次世界大戦当時の実物を着用したモデルによる、写真解説書です。ヨーロッパ戦線から太平洋戦線までのアメリカ陸軍、空挺部隊兵士の軍装が良くわかります。