トイガン向けに販売されている、ドラグノフSVD狙撃銃専用スコープ「PSO-1 M2」のレプリカ品です。
流通価格は一万円前半台を基本に、タイミングによって割安になっていたりします。
製造メーカー表示の無いノーブランド品ですが、中国製なのは確かです。
しばしばヤフオク!や各種ショッピングサイトで流通している“よく見かけるヤツ”です。
付属品は接眼レンズに取り付けるアイパッドと取り扱い説明書です。
取り扱い説明書はかなり簡素な表記の紙が1枚、あまり参考にはなりません。
基本、アクセサリーと割り切って購入すべきスペックの本品ですが、外見は一通り実物を再現してあります。
レイルマウントにスライドさせて取り付けるスタイルで、完全にドラグノフ専用設計です。
スコープ中央に、レティクルの上下調節ノブ・左右調節ノブがあります。
共に実物ではシルバーで黒や赤の目盛り塗装がされていますが、本品では黒地に白のプリント印刷で再現されています。
なお、これら調節ノブは回してもスコープ内のレティクルは動きません。
単なる見かけだけのダミーかと思いましたが、同種の製品のレビューを見てみると、調節できるとの記述もある為、個体差による不具合の可能性もあります。
「こんなはずじゃ無かった!」とならないように、基本的に照準調整は出来ないと考えて購入したほうが良いようです。
スコープ中央下部には、レティクルを発光させる為の電球が入っています。
マウント左側にあるスイッチで点灯でき、右側の円筒部にボタン電池が入っています。
マウント部分のレバーは、開いた状態でレイルにスライドさせて装着し、閉じて圧着させる固定方式です。
多くの場合、ポン付けは出来ず、銃側のレイルとのすり合わせが必要です。
アイパッドはゴム製で、取り付けるとアイリリーフがちょうどよい位置で狙える長さに作られています。
サバイバルゲームではゴーグルに干渉するので若干不便ですが、蛇腹部分で多少の前後動に対応している為、使えないというほどではありません。
対物レンズ側にはカバーがあり、スライドさせて引き延ばすことで、遮光カバーとなり、より照準がしやすくなります。
レティクルは赤色に発行しますが、昼間の屋外ではよくわからない程度の光量です。
あくまで夜間向けの機能なので当然ではあります。
【商品紹介】
「UFCSC19 SVD ドラグノフスコープ」…基本的に観賞用で、道具としての実用性は期待しないほうが良いです。