アメリカ軍 M1916 ホルスター&M1918 ピストルマガジンポケット (中田商店製・複製品&実物)

アメリカ軍の「M1916ホルスター」です。

画像の物は中田商店製の複製品です。

 

 

M1916ホルスターは、「コルトM1911自動拳銃」を収納する為に作られた装備品です。

その名称が示すとおり、第一次世界大戦から使われているホルスターで、基本形状はそのままに、1980年代頃まで現役で活躍した米軍装備の最古参のひとつです。

 

 

ホルスター自体は、ドイツ軍や日本軍のホルスターと比べるとシンプルな造りをしており、グリップの一部は露出した状態で保持されます。

 

 

とはいえ、銃自体はしっかり保護されるように出来ており、吊り金具の周辺など、負荷のかかる部分は革を二重にしてある等、酷使に耐える造りです。

 

 

フラップは大きく開き、中の銃は取り出しやすいです。

 

 

同時期の各国軍のホルスターが銃の脱落防止を第一に考えた造りなのに比べ、このM1916ホルスターは抜き撃ちが容易なデザインで、西部劇の時代のような、いかにもアメリカらしい印象を受けます。

 

 

内部は一部が革で補強されている等、頑丈な造りです。

 

 

ピストルベルトへは、ダブルフックを使って吊るせるほか、ホルスター自体にもベルトループが設けてあります。

 

 

ピストルベルトへは、このような感じに吊り下げられます。

 

 

中身入りのホルスターは結構重くなりますが、丈夫なコットン織りのピストルベルトはしっかりホルスターを支えてくれます。

 

 

こちらは「M1918ピストルマガジンポケット」です。

画像の物は実物未使用品です。

「M1918」モデルは第一次世界大戦末期に登場した装備品で、途中いくつかの新型ポーチが登場しながらも、第二次世界大戦まで使われています。

 

 

容量はM1911のマガジンが2本収納でき、ピストルベルトへは裏面のベルトループと中央にあるドットボタンで装着します。

 

 

細身のマガジンを収納する為、ポーチの幅は薄めです。

 

 

フラップを開けた状態です。

中には東京マルイ製ガスブローバック用マガジンを収納してあります。

通常、ガスブローバックガンのマガジンはマガジンリップの分だけ実物より長くなりがちで、実物ポーチには収納出来ない事が多いのですが、このM1918モデルには無改造で収納出来ました。

 

 

ピストルベルトとマガジンポーチは画像のようにボタンで固定するよう設計されています。

 

 

ピストルベルトに装着した状態です。

 

 

ベルトループだけでなく、ドットボタンでしっかり固定されるのは長所ですが、任意の位置への取り付けの微調整が出来ない造りなのは短所と言えそうです。

 

 

最新情報をチェックしよう!