NAM戦タイプは一味違う? ~ アメリカ陸軍 L型フラッシュライト・旧型 (実物)

アメリカ軍のフラッシュライトです。

L型ライトは現在も使用されていますが、このライトはベトナム戦争当時に使われていた、スイッチガードの無いタイプです。

画像の物は米軍の物だったか、同型の外国製だったか失念してしまいました。(ベトナム戦争当時の実物ではなかった気がします)

 

 

L型ライトはのちにスイッチガードが追加されましたが、基本形状は殆ど変わりありません。

 

 

画像はスイッチOFFの状態です。

 

 

画像はスイッチを中央に位置した状態です。

この状態で丸いボタンを押すと押している間だけ点灯します。

この機能で点滅をして、シグナルを送ったりします。

 

 

画像はスイッチONの状態です。

 

 

L型ライト底部には引き出し式のワイヤーハンドルがあります。

 

 

底部は二重構造になっており、一番上のカバーを外すとライトに被せるカラーフィルターが内蔵されています。

 

 

本品ではなぜか赤色が2枚と青色が1枚、そして白色のフィルターが内蔵されています。

 

 

カバー全体を外すと、電池の収納・取出しが出来ます。

 

 

底部カバー内側をばらすと、中に予備の電球が入っています。

 

 

L型ライト内部です。

極めてシンプルな構造です。

 

 

電球部分の一番上のカバーを外すと、フィルターを交換できます。

 

 

電球周辺は銀色に塗装されています。

点灯してもあまり明るくはありませんが、足元を照らすには充分な光量なので、夜戦時には重宝しています。

 

 

電球部分を外した状態です。

この状態で電球を引っ張り出す事が出来ます。

 

 

電球の交換も簡単に出来ます。

 

 

標準で付いている電球はあまり明るくないので、クリプトン電球に換えると多少はマシになります。

 

 

電球の接触部分も銅版のみの単純な構造です。

シンプルな分、頑丈で壊れ難いのが強みですね。

 

 

M1956H型サスペンダーに装着した状態です。

L型ライトは、現用品は安価で簡単に入手可能ですが、スイッチガード無しタイプは探すのに苦労した覚えがあります。

ベトナム戦争装備コレクターなら、見つけたら即、確保しておいた方が良いですね。

 

 

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