2010年代的陸軍士兵 ~ 中国人民解放軍 防弾装備 [林地迷彩]

中国人民解放軍の陸軍防弾装備です。

着用しているのは「06式防弾背心」です。

 

 

「06式防弾背心」は、人民解放軍で本格的に生産・配備された初のボディアーマーです。

全面にMOLLE規格のパルステープが縫い付けられており、ボディアーマーに直接、装具を取り付ける事が出来ます。

 

 

「06式防弾背心」は各種情報や装備品自体は流通しているものの、実際の使用例はあまり確認出来ず、思ったほど普及していない印象です。

 

 

ボディアーマー全体に、くまなくパルステープが縫い付けてあります。

 

 

ボディアーマーには、実際の運用では各部に抗弾プレートが収納されていますが、私はボール紙等の詰め物を自作して収納しています。

 

 

ボディアーマーに各種装具を取り付け、プロテクトパッドを装着した、戦闘用装備状態です。

 

 

武装は「97式自動歩槍(突撃銃)」、「92式手槍(拳銃)」を装備しています。

 

 

「06式防弾背心」には、「06式通用単兵携行具」の装具を直接取り付けています。

 

 

アンコはボール紙ですが、それでも結構な重量になり、着装するのに苦労しました。

 

 

着用した感じは米軍や自衛隊のゲーム用レプリカ品と概ね似たようなもので、軍用防弾ベストとして標準的な作りだと思います。

 

 

ボディアーマーを着用するとボリュームがあり、決して動きやすくは無いですが、現代の兵士の気分は存分に味わえます。

 

 

装具が擦れ合ってみっちりした状態で、窮屈ですがなんとか射撃姿勢はとれました。

 

 

重装備での伏射姿勢はかなり身体に負担がかかりますが、一番の苦労は首周りが窮屈で照準が困難な点でしょうか。

 

 

「FMJ-05 防毒面具」を装着した状態です。

 

 

「FMJ-05」は、「FMJ-08」と共に現在の人民解放軍に配備されているガスマスクです。

このガスマスクは民間向けに市販されているので、官給品と同型の物が入手可能です。

 

 

取り替え可能なキャニスターが左頬に装着されており、右利きの射手の銃の扱いに配慮した設計です。

装備品の種類や形状を見ていると、現在の人民解放軍は非常に米軍を意識していると感じます。

 

 

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