中国人民解放軍の陸軍防弾装備です。
着用しているのは「06式防弾背心」です。
「06式防弾背心」は、人民解放軍で本格的に生産・配備された初のボディアーマーです。
全面にMOLLE規格のパルステープが縫い付けられており、ボディアーマーに直接、装具を取り付ける事が出来ます。
「06式防弾背心」は各種情報や装備品自体は流通しているものの、実際の使用例はあまり確認出来ず、思ったほど普及していない印象です。
ボディアーマー全体に、くまなくパルステープが縫い付けてあります。
ボディアーマーには、実際の運用では各部に抗弾プレートが収納されていますが、私はボール紙等の詰め物を自作して収納しています。
ボディアーマーに各種装具を取り付け、プロテクトパッドを装着した、戦闘用装備状態です。
武装は「97式自動歩槍(突撃銃)」、「92式手槍(拳銃)」を装備しています。
「06式防弾背心」には、「06式通用単兵携行具」の装具を直接取り付けています。
アンコはボール紙ですが、それでも結構な重量になり、着装するのに苦労しました。
着用した感じは米軍や自衛隊のゲーム用レプリカ品と概ね似たようなもので、軍用防弾ベストとして標準的な作りだと思います。
ボディアーマーを着用するとボリュームがあり、決して動きやすくは無いですが、現代の兵士の気分は存分に味わえます。
装具が擦れ合ってみっちりした状態で、窮屈ですがなんとか射撃姿勢はとれました。
重装備での伏射姿勢はかなり身体に負担がかかりますが、一番の苦労は首周りが窮屈で照準が困難な点でしょうか。
「FMJ-05 防毒面具」を装着した状態です。
「FMJ-05」は、「FMJ-08」と共に現在の人民解放軍に配備されているガスマスクです。
このガスマスクは民間向けに市販されているので、官給品と同型の物が入手可能です。
取り替え可能なキャニスターが左頬に装着されており、右利きの射手の銃の扱いに配慮した設計です。
装備品の種類や形状を見ていると、現在の人民解放軍は非常に米軍を意識していると感じます。
【商品紹介】
「中国軍07式林地迷彩戦闘服上下セット」…林地迷彩の07式作戦服です。
「実物 QGF-03 ケブラー製ヘルメット」…ケブラー製の軍用実物です。