中国人民解放軍の現用装備である「07式作訓帽(作業帽)」です。
今回紹介する物は、陸軍の冬季迷彩である「荒漠迷彩」柄の物です。
「07式作訓帽」は、「07式作戦服」と共に採用された物で、各国軍の“戦闘帽”や“作業帽”に相当します。
帽子内側にはタグがあり、「サイズ:58㎝」「製造日:2014年9月」の表記と、「姓名・血液型」の記載欄があります。
外見は米軍のフィールドキャップを大いに参考にしており、よく似ています。
「87式迷彩作訓帽」と比べると、固有の特徴が無いとも言えますが、より使いやすくなったのは確かです。
夏期用の「林地迷彩」作訓帽と並べてみました。
デザインは全く同じで、使われている迷彩生地が異なります。
それぞれ夏期・冬期の時期の違いから、荒漠迷彩柄のほうが若干厚みのある生地で作られています。